子供の教育/勉強できる子どもとできない子ども違い

「すぐ飽きる」子に効く! 集中力アップ作戦

今回は、勉強を始めても5分~10分で飽きてまう子が、もっと長い時間集中出来るようになるためのヒントをお伝えします。

森 大輔

執筆者:森 大輔

子供の教育ガイド

今回は、勉強を始めても5分~10分で飽きてまう子が、もっと長い時間集中力を維持出来るようになるためのヒントをお伝えします。
 
集中力を持続させるには?

集中力を持続させるには?

集中力の持続時間は?

そもそも、子供の集中力は、大人ほど長くは保ちません。小学校の授業が1コマ45分であることからも分かるように、それ以上持続するのは難しいでしょう。年齢が下がれば尚更です。それ以上勉強をさせるのであれば、必ず小休止を入れましょう。
 

集中力アップ作戦1 ~整理整頓~

まずは、集中できる環境を整えましょう。勉強しているテーブルや机の上は片付いているでしょうか。テーブルや机の上だけではなく、こどもの座る場所から見て目に入る「集中力を削ぐようなもの」は、徹底的に片付けて、目に入らない、手に触れられないようにしましょう。

子供は遊びの達人です。少し飽きてくると、どんなものでも、遊びの道具にして、自分の世界に入っていってしまいます。「勉強しかやることが無い」環境を作りましょう。
 

集中力アップ作戦2 ~問題のレベルを下げる~

「集中力もアップさせたいけれど、難しい問題も出来るようになって欲しい」と思っている方も多いと思いますが、集中力とアップさせる訓練と難問を解けるようになる訓練は、別物だと考えてください。

集中力をアップさせたいのであれば、基礎的な計算など、簡単に解ける問題からスタートさせ、成功体験をどんどん積み重ねていきましょう。子供が成功体験をしたら、保護者の皆さんは、しっかり褒めることを忘れずに。
 

集中力アップ作戦3 ~時間もスモールステップで~

問題のレベルを下げるだけでなく、勉強時間も最初は短めに設定しましょう。例えば、10分間集中して勉強することが2週間継続できたら、次の2週間は15分、それが出来たら次の2週間は20分……といったようにスモールステップで時間を設定しましょう。

時間設定のコツは、子供が「あともうちょっとやりたい(やれる)!」と思うくらいの時間に設定をすること。腹八分目くらいで止めておくことが長続きのコツです。

>>集中力アップ作戦4、5へ
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