「即レスしなきゃ!」とあせる気持ちの背景にあるものは?

「即レスがないと不安」「即レスしないと不安」な心理の理由

即レスがあたり前になっていると、即レスできないことが不安になりすぎてしまう

メッセージを受け取ったときに、すぐに返信をする「即レス」。毎日のように特定の相手とSNSでコミュニケーションを取りあっていると、即レスはしだいに互いの絆を確かめ合う重要な手段になってしまいます。

マナーとして、相手を待たせないようにとできるだけ即レスでお返ししようと気を使っている方も多いことでしょう。その分だけ、相手からも早めのレスへの期待も高まり、そうしてくれない相手に嫌な気持ちを感じてしまうようなこともあるかもしれません。

相手が恋人や親友なら、なおさらそうした気持ちが強くなるものと思います。即レスしてくれたらいつもそばにいるようでうれしくなり、返信が遅いと関係が冷めてしまったのかもしれないと、疑心暗鬼になったりするものです。

しかし、忙しいとメッセージに気づかない、返信する時間を持てないこともあります。すると、返信を待つ時間に「相手に何かあったのかしら?」「自分のことを嫌いになったのだろうか」などと気を揉んでしまうものですし、自分が即レスできないときにも「心配をかけていないだろうか」「嫌われていないか」と気にしてしまうものです。
 

心理学的に見る「即レス」のメリットとデメリット

心理学的に見ると、「即レス」は即効力のある承認行動です。スタンプ一つで思いを即時に伝えあうことができ、離れていてもすぐそばにいるかのように思い、共感や応援の気持ちを伝えあうことができます。

即レスには、相手に大切に思われ、思いを受け止めてもらえているという実感を受けやすいものです。これは、とても強い安心感と喜びをもたらします。だからこそ、即レスで絆を確かめ合うことに、最初のうちは夢中になるでしょう。しかし、即レスが増えると困ったことも生じてきます。

まず、即レスがあたり前になると、即レスしてもらえないときに、不安と不満が溜まります。そして相手に対し、不信感を抱くようになります。反対に、即レスが増えることが重荷になり、即レスが義務のようになっていくことで、付き合いそのものを負担に感じてしまう人もいるでしょう。
 

即レスは前提にしないこと!SNSストレスを減らす考え方

即レスは承認欲求が満たされ、夢中になれるコミュニケーションなのですが、続けていると上記のような不安や疑心暗鬼、負担感が高まってしまいます。したがって、SNSでコミュニケーションをとる際には、即レスを絶対条件にしないことがとても大切です。

メッセージのやり取りを始める際には、「お互いに即レスにこだわらないようにしよう」「それぞれ送りたいときに送る。返信も、自分の都合のいいタイミングでするようにしよう」といったルールを確認しておくといいでしょう。

でも、やっぱり「即レスしたい」「即レスされるとうれしい」という気持ちもあります。その気持ちも大切にし、うれしいという気持ちを伝えるのもいいでしょう。でも、強制も強要もしない。そうした自由で楽しいつながりが、SNSをストレスなく続けていくにはとても大切だと思います。

本来SNSは気軽に便利に、メッセージをやりとりするツールです。即レスが心理的な束縛や重荷になり、お互いのメッセージのやりとりでストレスが生じないよう、大らかに考えるようにしましょう。
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