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舞台メイクのやり方は? 特徴と普段のメイクとの違い

ダンスを習っている方から舞台メイクのやり方に関する質問が届きました。舞台メイクはベースメイクで立体感と、目元の印象を出すことが大事ですよ。ハイライトやシェーディング、アイメイクなどのポイントを紹介します!

執筆者:All About 編集部

今回はこんな質問が届きました
「舞台メイクのやり方を教えてください。普段のメイクとの違いは何ですか?」

Q.ダンスを習っているので、舞台メイクの上手なやり方やコツが知りたいです。舞台メイクといつものメイクとの違いは何ですか?(30代・主婦)  

舞台メイクは遠くから見ても顔立ちが分かるようにすると良い

舞台メイクは遠くから見ても顔立ちが分かるようにすると良い

 

A.舞台メイクのポイントは立体感!「ちょっとやり過ぎかな?」くらいがちょうどいいですよ

舞台メイクと普段メイクとの大きな違い、それは立体感のつけ具合です。舞台だと遠くから見ても、顔がよく分からないとダメでしょ。私の好きな宝塚もフィギュアスケートも、バレエもそう。大げさなくらいメリハリが大事なの。

それは色のメリハリだけじゃなく、骨格のメリハリも。強いライトが当たったり、派手できらびやかな衣装に身を包んだりするわけだから、それに合わせたメイクでなきゃでしょ! だから、いつもよりちょっと濃いぐらいではもたないんです。

ちなみに骨格のメリハリでいえば、去年から流行している、色の濃淡をつけて立体的に見せるコントゥアリングメイク。これもインスタ映えするっていうことで、人気になりましたよね。普段のメイクでもやっぱり“映える(ばえる)”には立体感がポイントなんです。
 

ベースメイクは「肌色」「ハイライト」「ローライト」の3色使い

舞台メイクで立体感を出すには、ベースメイクが大事。ベースの肌色、ローライトという肌色より暗い色、ハイライトって肌色より明るい色の3色を用意します。つまり骨格の出っ張ったところと、凹んでいるところのメリハリを濃淡で強調するのです。イメージは“デーモン小暮閣下”。あのメイクを参考にするといいかも。うそ~って思うかもしれないけれど本当(笑)。閣下は白~グレーでコントラストをつけてるから、色を肌色にすればいいの。

他に参考になるのは、社交ダンスをやってるときのキンタローさん。テレビ番組の人気企画でやってるの。高いところはより明るく、暗いところはより暗くというステージメイクがよく分かる! 鼻筋なんてかなり明るい色で“通して”ました。

ただ、自分では遠くの自分を見ることができない。どれが正解かわかりづらいので、そういうときはメイクが終わった後に、鏡を腕1本離した距離で、目を細めて薄眼で見てみて。うっすら見える鏡越しの自分がそれなりに立体的ならOKです。舞台メイクは、顔だけじゃなく、首やデコルテ、手や脚など肌が露出しているところには、ファンデーションを塗っておくときれいですよ!
 

舞台のアイメイクでいちばん効果を出せるのが「まつげ」

さらに。舞台のアイメイクでいちばん効果を出せるのが「まつげ」。ぜひ、つけまつげをつけましょう。まつげは顔の中で唯一の三次元立体パーツで、目をぱっちり大きく見せてくれます。なりたいイメージに合わせられるアイテムなので、おすすめです。

また、舞台をやっている人のほとんどが使っているのが黒のリキッドアイライナー。ラインで目を縁取りくっきり大きく見せてくれます。つまり、つけまつげでぱっちりと、アイライナーでくっきりと、目を大きくして存在感を出すと、舞台効果がぐっとアップするわけです。派手過ぎ? って思うかもしれないけど、つけまつげをつけるとアイライナーとバランスが取れ、つけないより自然にまとまりが出るの。つけまつげと黒のリキッドアイライナーはセット使いがおすすめです。
 

崩れないコツは、ファンデーションをミルフィーユ状に薄く重ねること

最後に、ステージメイクは皮脂や汗で崩れやすいので、しっかりフィットさせることも大事です。崩れにくくするには、ファンデーションを重ねてつけ、フェイスパウダーできっちり固定させること。一度にベタっとつけるのではなく層にするのがコツです。

いつも言ってますが、ふわふわのスポンジのショートケーキは崩れやすくて、薄いパイ生地とクリームの層を重ねたミルフィーユは崩れにくい。メイクも同じことなの。ここは手間をかけましょうね。

さて。舞台メイクや仮装メイクで違う自分になるのって楽しいですよね。メイクで思いきっりなりきって、楽しんじゃいましょう!
 

山本浩未さんのおすすめアイテム

 
コスメデコルテ マキエクスペール カバーリングファンデーション

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プロが使うコスメデコルテの舞台メイクベース。絶対に崩したくないときに
ゲルベースの“半生製法”により、伸びがよいのに強力なカバー力で崩れづらい。プロで愛用する人も多い。「私も仕事で絶対に崩したくないってときに、使っています。スポンジのようにポンポンとつけていくのがコツ」(山本さん)。あざやシミを隠したいときにも。マキエクスペール カバーリングファンデーション/コスメデコルテ
 
セザンヌ シェーディングスティック

セザンヌ シェーディングスティック

セザンヌ ハイライトスティック

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お手頃価格で落ちにくいハイライト&シェーディング
ファンデーションを塗る前に肌に仕込んでおくタイプ。保湿成分配合でクリーム状のステックタイプで塗りやすく、つけるとサラサラに。普段のメイクでもメリハリをつけるときにも使える。セザンヌ ハイライトステック シェーディングスティック/セザンヌ化粧品
 
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山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。


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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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