「変わらない夫」について不満を抱える主婦は多い

会話する夫婦

「どうしてこうしてくれないの?」…夫への不満の解決キーワードは「他人は変えられない、自分は変えられる」


私は日ごろ、カウンセリングや講演活動の中で、40歳前後の既婚女性の悩みをよく聞かせていただいています。彼女たちの悩みの中で最も多いものの一つが、夫に対する不満です。

「夫が家事や育児を手伝ってくれない」
「私の気持ちをわかってくれない」
「聞く耳を持ってくれない」
「私や子どもに関心をもってくれない」……

心の中に堆積していた「変わらない夫」に対する不満が噴出し、泣き出してしまう方もいます。私はこうしたお話をたっぷり聞かせていただいた後に、必ずお伝えする一言があります。それは「他人は変えられない、自分は変えられる」という言葉です。
 

注文した品が来ないのに店員に尋ねない夫…彼を変えるのは難しい

私も含めてですが、人間には皆、他人の欠点という「変えられないもの」に注目して不満を抱いてしまうところがあるようです。

たとえば私の夫は、あまり自分から積極的に他人にアプローチする方ではなく、「待つ」タイプです。レストランに行って注文の品が一向に来なくても、店員に尋ねずにいつまでも待っているのです。

結婚したばかりの若い頃は、「こういう場では、男性が店員に尋ねた方がスマートなのでは?」と思っていたので、「どうしてこの人は店員さんに聞いてくれないのだろう……」とイライラしながら、一向に来ない料理を夫と一緒にじーっと待っていました。

こうしたとき、「なんで店員さんに聞いてくれないの?」と夫に要求したとしても、その通りに行動してくれるわけではありません。やりたい行動を決めるのは、相手自身だからです。パートナーはそこに歯がゆさを感じて、イライラしてしまうのです。
 

自分を変えればイライラ減。めぐりめぐって夫の行動が変わることもある

ワインを飲む夫婦

「料理が来ないのに、なぜ夫は店員さんに確認してくれないのかしら…」――夫の行動を変えるのは「難」、自分の行動を変えるのは「楽」

しかし、このように「変わらない夫」をなんとか変えようと格闘するより、「変えられる自分」の部分を見つけて、そこに取り組んだ方が実は何倍も楽です。そして、自分の行動が変われば、めぐりめぐって夫の行動も変わっていくことがあります。

上の例で、私は高級レストランであろうとどこであろうと、注文した品が来ないことに困ったら夫に頼らず、自分で確認するように変えました。たいていは店側のうっかりミスなので、早めに確認することは実はお店のためにもなるのです。

こうして、夫に期待せずに自分でできる行動を増やすことによって、夫が「こうしてくれない」と不満を感じてイライラすることは少なくなりました。そして、夫も私の行動を「なるほどね」と参考にし、「俺もやってみよう」と真似してくれることが増えるようになっていきました。

このように、「他人は変えられない、自分は変えられる」という言葉は、夫婦がストレスなく生活していくための重要なキーワードです。「変わらない夫」にイライラしている方は、まず自分自身の変えられる行動を見つけ、そこに取り組んでみませんか?
 

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