どんどん顔が大きくなっている気がする……は気のせいじゃなかった!
「年々フェイスラインがたるんで、どんどん顔が大きくなっている気がする……」という声をアラフォー世代からよく聞きますが、これは加齢により顔から首にかけてのラインが変化し、特に顔の下部が大きくなってしまうのが原因です。今回は、メイクの錯覚効果を利用する「痩せ見えメイク技」をご紹介!私も気になるフェイスラインをメイクで毎日カバーしているので、参考にして頂けたら嬉しいです。
【痩せ見えメイク1】シェーディングで理想のフェイスラインを描く
自分の理想の輪郭のために必要ない部分は消す要領で!
SNS投稿で見られるような歌舞伎やミュージカルメイクのようにショッキングなコントゥアリングメイクではなく、手間なく簡単にできるものなのでご安心を!
まずは自分の理想の輪郭を、シェーディングカラーで描きましょう。たるみがちなフェイスラインは耳下~顎に向かって引いていきます。
また、私のように顔の上部が大きく(宇宙人型?)、顔の幅が広いことにコンプレックスがある方は、額の両端~こめかみ部分もシェーディングで無かったことにしていきます。
さらに、私たち日本人はのっぺりした顔が多いので、頬骨を強調しメリハリをつけるために耳上部の付け根~頬骨の下まで斜めにシェーディングを引いていくのも◎。
写真のように自分の肌よりかなり暗い色を使うので心配になるかもしれませんが、スポンジを使ってなじませれば自然に仕上がります。
【痩せ見えメイク2】ハイライトで立体的な顔を作る
高く見せたい部分はハイライトをいれる!
ハイライトを入れる箇所は、額の中央~眉間、鼻先、上唇の上、顎。こうやって顔の中央に光が当たるようにすると、顔の中央部分がこんもり高く立体的に見えることでシャープな小顔効果が期待できます。
目尻のシワやくまが気になる場合は、その部分に少しハイライトを入れるのもオススメ。
【痩せ見えメイク3】眉メイクで余白を消す
痩せ見えメイクに使ったアイテム:左はシャドウ用、右はハイライト用
ただ輪郭をしっかり描こうすると野暮ったくなりがちなので、明るい色の眉マスカラを最後に使ってなじませる等、抜け感を出すのを忘れずに!
また、目と眉の間の余白が有り過ぎると間延びした顔&老けた印象にもなります。その距離を近づけるために、眉山の角度をおさえて少し並行気味に描くことが有効です。最後に、眉下にも薄めのシェーディングをスッと入れると、余白が目立ちにくくなるので試してみてください。
その他、私の場合は「アイラインを長く上向きに描いて顔の横幅を埋める」「チークは頬の中央のみに入れて横に広げない」「下唇の下のくぼみに影をつる」等の痩せ見えメイクも実践しています。
フェイスラインのたるみや顔のお肉はメイクでカバーすることで「痩せ見え」が可能です。これまで挑戦したことがない人も、是非一度チャレンジしてみてくださいね!