欠けている所や足りないモノほど目につきやすい

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引っ込み思案で、気の弱い子は、相手の気持ちを尊重できる優しい子です。温和で、相手の気持ちに寄り添うことができる子と言えるでしょう

人は欠けているところ、足りないモノに目がいきやすいものです。子育てをしていても、子供の短所やネガティブな言動が目につき、イライラしたり、不安になることがあるでしょう。

短所や気になることをストレートに言葉に表し、子供にぶつけても伝わらないどころか、更に状態がマイナス方向へ進むものです。

ですが少し切り口を変えてみると短所が長所となり、子供の強みとして伸びていくことがあります。例えば行動の遅い子について考えてみましょう。

 

親の「早くしなさい!」が子供に「のろま者」レッテルを貼る

■短所が更にマイナス方向へ進むネガティブ対応
行動が遅い子に対し、
「急いで!早くしなさい!」
「あなたは何をやってものろまね」
と言うと、子供は「自分は早く出来ない子」「自分はのろまな子」と思い込むようになります。

そして親のその言葉を聞いている周りの人も「何をするのも遅い子」「のろまな子」というレッテルを貼って見てしまいます。「のろま者」扱いされる子供の心は、「どうせボクは何をやってものろまな子」と投げやりな気持ちになり、益々、早く行動する意欲を失くしていくでしょう。

■短所が強みとして伸びていくポジティブ対応
同じように行動の遅い子に対し、
「慎重に取り組んでいるんだね」
「ゆっくり心をこめて、丁寧にやっているのね」
と言うとどうでしょうか。子供はきっと嬉しく感じるでしょう。

そして子供を褒めたうえで、「10時に出かけるから、宿題はそれまでに済ませようね」と具体的な行動を促すと、慎重で丁寧に取り組みながら、その時刻までに終わらせようとする意欲が湧くでしょう。

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このように、同じ状態、状況でも捉え方や対応の仕方で、子供は随分違ってくるものです。では、次に子供の短所と思われがちな7つの事例について説明します。
 

落ち着きのない子は、好奇心旺盛な子

落ちつきが無く、ひとつのことにじっくり取り組まない子は、好奇心旺盛で、いろいろなものに興味関心が強く、幅広い視野を持っていると言えるでしょう。

■短所を強みに変える子育てのコツ
ブロックや積み木、何かの遊びに熱中している時は、声をかけず見守っておきましょう。また多くの物がありすぎないか、部屋の環境なども見直しましょう。

そして同じ事柄、テーマについての質問をするなど、ひとつの事を掘り下げる方向へ興味を持っていくなどしてみましょう。
 

頑固な子は、意志が強い子

頑固で意地っ張りな子は、自分の信念をしっかり持っている子です。周囲に流されない意志の強さがあると言えるでしょう。

■短所を強み​​​​​​​に変える子育てのコツ
時間をかけて、子供の気持ちや考えをゆっくり聴いてあげましょう。それと同時に、親の都合ばかりを優先しすぎていないかも振り返ってみましょう。

リラックスして自然体で、過ごせる環境を考えてみたり、譲ることで解決策があるかもしれない事を話しあってみましょう。

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引っ込み思案な子は、心優しい子

引っ込み思案で、気の弱い子は、相手の気持ちを尊重できる優しい子です。温和で、人の気持ちに寄り添うことができると言えるでしょう。

■短所を強み​​​​​​​に変える子育てのコツ
子供と会話のキャッチボールができるように、言葉を引き出す話しかけをしてみましょう。

小さなことでも、達成すると大げさに褒めたり、家庭内の簡単なことから、リーダー役をお願いするのも良いでしょう。
 

優柔不断な子は、思慮深い子

優柔不断で、なかなか自分では決められない子は、十分考えて、納得してから行動する思慮深い子と言えるでしょう。

■短所を強みに変える子育てのコツ
日常の小さなことから、自分で決めるように促したり、二者択一で選択させてみるのもよいでしょう。また次の行動を起こす時刻を伝えたり、時間への意識を高める言葉掛けもしてみましょう。

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直ぐにふざける子は、ユーモアに富んだ子

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直ぐにふざけたり、調子に乗りやすい子は、明るく活発で、ユーモア―に富んでいるでしょう。友達の中でもムードメーカーになったり、周囲を楽しませる子と言えるでしょう

ふざけたり、調子に乗りやすい子は、明るく活発で、ユーモアに富んだ子と言えるでしょう。友達の中でもムードメーカーになったり、周囲を楽しませるでしょう。

■短所を強みに変える子育てのコツ
直ぐにふざけたり、調子に乗りやすい子は、悪ふざけになったり、周囲の人に迷惑がかかってないかが、ポイントになります。その場の状況を説明し、正しい状況判断をするように、促していきましょう。
 

大雑把な子は、行動力のある子

大雑把で、少々作業が雑な子は、細かい事にはとらわれず、とにかくやってみようといく行動力がある子でしょう。おおらかで大胆なところがあると言えるでしょう。

■短所を強みに変える子育てのコツ
一度計画を立て行動することを提案してみましょう。そして確認は念入りにすることや、いつもより作業する時間を多く設定するのも良いでしょう。
 

理屈っぽい子は、理論的に考えられる子

何でも理屈っぽく応える子は、理論的に考え、データや資料に基づいて思考できるでしょう。物事を計画的に進め、筋道を立てて考えられる子と言えるでしょう。

■短所を強みに変える子育てのコツ
理屈や言い訳を返してくる子には、子供の話を納得して聴く姿勢をとり、その後「ママは、○○して欲しいな」と親の気持ちを伝える言い方をすればよいでしょう。

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短所は個性、長所と足らえ強みとして伸ばしていきましょう

短所と感じられる子供の性格は、全て個性であり、切り口を変えると長所になり、親の対応の仕方で強みとなっていくでしょう。子供の強みを伸ばす親になりたいですね。
 

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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。