相手と折り合いをつけるとは、譲り合うこと

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「折り合いをつける」と一部主張を退けたにもかかわらず、充足感を味わうことを体験させましょう

子供は、親との1対1の関わりから、家族、身近なお友達、社会集団へと人間関係の輪を広げていきます。関わる人の数が増えれば増えるほど、意見の相違や、自分の思い通りに進まない現実に直面するでしょう。そのようなとき、相手と「折り合いをつける」能力が、社会の中で生き抜いていくには重要なカギを握ります。

「折り合いをつける」とは、自分の主張を一部退け、相手も少し主張を引き互いに納得する一致点を見出すこと、つまりお互いに譲り合うことですね。

では子供が「折り合いをつける」能力を身につけていくには、親はどのようにサポートしていけば良いのでしょうか。


兄弟ゲンカはお互い納得させ譲り合わせましょう

兄弟姉妹、また同年代のお友達と遊んでいるとき、ちょっとした主張の違いや言い争いから激しいケンカになったりすることは、必ず一度は経験すると思います。親としては胸を痛める場面ですね。そのとき 無理やりお互いを引き離し、その場をなおざりにして、とにかく納めてしまおうとしていないでしょうか。

このような場面では、親が一方的に解決せず、お互いに納得させたうえで、譲り合うようにサポートすることです。その具体例を幼児期に兄弟でおもちゃを取り合いした場面で考えてみましょう。


主張する理由を自分自身に問いかけさせる

親は子供たちに、何故そのおもちゃで遊びたいのかを尋ねます。そのおもちゃを譲れない理由を考えさせましょう。未就学の子供には、少し難しいかもしれませんが、それでも丁寧に話すと、子供なりに考えるでしょう。このじっくり考える過程が子供の成長には必要なのです。

「○○ちゃんは、どうしてそのおもちゃで遊びたいの?」「他のおもちゃじゃあ、ダメなの?」とそれぞれに尋ねると、それが好きだから、それで遊ぶと楽しいからなど、いろいろな言葉がでてくるかもしれませんが、最終的には、楽しく遊びたいという気持ちは両者同じ所にたどり着くと思います。

>>>次は具体的な子どもへのサポートの仕方を考えてみましょう