朝、近所の子どもに「おはようございます!」と、声をかけた時、「おはようございます!」と、元気な声が返ってくると、とっても気持ちがいいものですね。でも、子どもによっては、うまく挨拶ができない子どももいます。

挨拶はコミュニケーションの入口

ご近所の方への笑顔の挨拶を子どもは見ています
挨拶は、良い人間関係を築くのに、とても大切なものです。子どもの世界でも大人の世界でも、コミュニケーションが十分取れていないために、誤解が生じることはよくあることです。そのコミュニケーションのきっかけとして、挨拶は大きな役割を発揮します。

では、上手に挨拶ができるようになるためには、どうすればいいのでしょうか。

挨拶というものは、一朝一夕に身につくものではありません。幼いころからの家庭環境が大きく影響します。そして、幼いころに身に付いた習慣は、大人になってからも持続します。

家族間での元気な挨拶

昔は、3世代家族が多かったので、子どもたちは、お母さんとおばあちゃんが仲良く挨拶を交わしている姿を目にし、挨拶すると気持ちがいいなという思いが自然に身についていたものです。しかしながら、現代の核家族化により、子どもたちは日常的に親が祖父母と挨拶を交わすという光景は目にしなくなりました。

ですから、親は、夫婦間、親子間で、元気に挨拶を交わすよう、心がけなければなりません。もちろん、自然と身についている親は、心がける必要などないのですが、そうでない親は、子どものためにも手本となるよう、努力が必要です。

「おはようございます」だけでなく、「いってきます」「いってらっしゃい」「ただいま」「お帰りなさい」「いただきます」「ごちそうさま」「おやすみなさい」などの挨拶も、笑顔で交わすように心がけましょう。

そして、当然のことながら、ご近所の方や知り合いの方とも、笑顔で挨拶を交わしましょう。そんな姿を子どもは見ています。

「ありがとう」や「ごめんなさい」

「ありがとう」や「ごめんなさい」という気持ちを伝える言葉も、挨拶と同様、とても大切な言葉です。そして、子どもが自然と口にできるかどうかも、同様に、家庭環境に因るところが大きいのです。

夫婦間や親子間では、照れくさくて、あるいは、何かをしてもらっても当たり前のように思ってしまい、感謝の気持ちやお詫びの気持ちを素直に伝えることができない親もいるようです。これは、親として子どもにお手本を見せるという意味でも大切なことですが、その前に、人としても大切なことですね。

また、口先だけで言葉にするのではなく、心を込めて、「ありがとう」や「ごめんなさい」を言えるようにしたいですね。そのためには、相手の目を見て、心をこめて、感謝やお詫びの気持ちを伝えるようにしましょう。