どんなときに子どもを叱るの?

私たちは、どんなときに子どもを叱るのでしょうか。いかがですか? 皆さんは普段、どんなときにお子さんを叱っていますか? それは、例えば、スーパーマーケットの中で走り回るなど、してはいけないことをしたとき。そして、遊んだおもちゃの片付けができていないなど、しなければならないことをしなかったときに分けられるのではないでしょうか。
 

なぜ叱るの?

「なぜ、したらいけないのか」「なぜ、しなければならないのか」を伝え、理解させるためです。ですから、親の感情をぶつけるのではなく、冷静に話さなければなりません。命にかかわることなどで急を要する時などは例外ですが、たいていの場合は、冷静に話した方がいいのです。しかし、それができていない親が多いようです。


上手な叱り方の5つのポイント

叱り方

叱るときは、きちんとその理由を説明して、納得感のあるものにしましょう

■ほめるときと同様、子どもと同じ目線で、子どもの目を見て、愛情を持って叱る
スキンシップを取りながらというのも大切です。あなたが好きだから叱っているのよということを伝えるためです。

■理由をきちんと説明して叱る
「スーパーの中を走り回るのは、お店の人が怒るからダメ」ではなく、どうしていけないかを説明しましょう。

たとえば、「他の人にぶつかって迷惑をかけるから」、「積んである商品にぶつかって、お店に迷惑をかけるから」、「ショーケースにぶつかってケガをすると危ないから」など、きちんと理由を説明することが大切です。

■叱るタイミングも重要
やったあとで時間が経ち過ぎていたら、子どもはピンと来ません。やった後すぐ叱るのが効果的です。けれども、子どもにも自尊心があるので、人前で叱って恥をかかせることは避けなければなりません。ですから、そんな場合はすぐにやめさせて、少しひと気の少ないところに移動するなどして叱るといいでしょう。

■子ども自身の言葉で反省させる
子どもに「なぜ、したのか」、「なぜ、しなかったのか」を説明させ、それがなぜいけないのか、これからどうするのかを、子ども自身の言葉で語らせます。

また、子どもが自分なりの考えを示したときは、まずはほめてあげてください。「よく考えることができたね」と言葉をかけながら、しっかり抱きしめてあげてください。

たとえ、その考えが間違っていたとしても、最初から否定せず、その考えをまずは受け入れてください。「○○ちゃんは、そういう風に考えたんだね。もっと他の考え方はないかな?」というように、子どもが自分の考えを話しやすい雰囲気を作り、じっくり聞いてあげてください。この場合も、手を握って話を聞くなどのスキンシップは効果的です。

■叱った後のフォローも重要
いつまでも、気まずいままではいけません。叱った後は気持ちを切り替えて、普通に接するようにしてください。

「お母さんが叱っているのは、あなたの行動に対してであって、あなたの全てを叱っているのではない」ということを伝えるためにも、叱ったことを引きずることなく、別の場面では普通に接することが大切です。

また、注意したことが改善されていたときはちゃんとほめましょう。 「今日、一緒にお買い物に行ったとき、この前、お母さんが言ったことをちゃんと守れたね」と話すことによって、一度叱ったことが2倍3倍の効果になって現れます。
 

愛情を持って叱ることが大切

ここまで、叱り方のお話をしてきましたが、このように上手に叱ることは難しいことです。でも、だからといって、叱ることを避けないでください。溺愛され、我慢することを知らずに育った子どもは、自主性が育ちません。また本気で叱られないことに不満を感じる場合もあります。愛されていないと感じるのです。子どもは無意識に、叱られたいという思いから、非行に走る場合もあります。一番大切なのは愛情を持って叱るということです。


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