何かを制限されることで生まれる創造性があります
ダメ! と言われると人は即座に反応し、そこから別の想像力が生まれてくることも
毎日の献立を考えるとき、レパートリーを増やすのではなく、ときにはメニュー数を減らしてみるなど、あえて「制限をかける」方向で考えてみると、あら不思議。いつもと違う創造性が働いて、ごはん作りがちょっとだけ楽になるかもしれませんよ。
縛りルール1:「皿数縛り」で「ワンプレートの日」「丼の日」を楽しむ
カフェ風の盛り付け、ちょいおしゃれな居酒屋風の盛り付けなど、いろいろ案を考えるのも楽しい
ワンプレートなら、洗い物も最小限で済みます。全部を手作りしなくても、買ってきたお惣菜をワンプレートに盛り付けてみるだけでも目先が変わって新鮮です。
<「皿数縛り」の効果>
- 皿洗いがラクになる!
- 盛り付けを考えるのが楽しくなる!
縛りルール2:「メニュー縛り」で「カレーの日」「土井善晴さんの日」を楽しむ
ガイドの「土井善晴さんの日」。もはやごはんも姿を消して、超具だくさんのみそ汁だけに……
たとえば毎週「火曜日は鍋の日」「水曜日はカレーの日」=「火曜日の鍋の残りを使って、水曜日はカレーを作る」と決めるだけでも、負担感はかなり減ります。月曜のお弁当は「おにぎりの日」、木曜日は「お茶漬けの日」や「ごはんとみそ汁だけ=土井善晴さんの日」なんて考えてみるのもオススメ!
毎日決めてしまうと逆に辛くなるので、週に1、2日ぐらいから試してみて。飽きたらどんどん変えていけばいいだけ。家族にも告知しておけば、冷蔵庫内の食材管理も楽になりますし、昼食と夕食のメニューがかぶってしまうことも防げますね。
<「メニュー縛り」の効果>
- 献立を考えるプレッシャーから解放される!
- 食材管理が楽になる!
縛りルール3:「成分縛り」で「糖質オフの日」「グルテンフリーの日」
つい即席ラーメンになってしまいそうな日も、グルテンフリーの縛りをかけたら米粉のフォーに。野菜たっぷりで健康的です
たとえばグルテンフリー(小麦粉類を使わない)だから、お米でできたフォーを作ってみようとか、糖質オフだからごはんを炊かずに、ブロッコリーのチーズ焼きをメインにしてみる? など、いろいろなアイデアがわいてきます。
家族がいる人は、毎日すべての食事に気を配るのは大変ですが、曜日を決めたり、今月はグルテンフリーで! などと決めたりして取り組んでみると、マンネリ化したごはん作りに、ちょっとやる気が出てくるかも。ダイエットや健康にもよいので、ぜひ試してみてくださいね。
<「成分縛り」効果>
- マンネリ脱出!
- ダイエットにも効果あり!
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