香港海洋公園(オーシャンパーク)って?
オーシャンパーク(香港海洋公園)は1977年にオープンして以来、香港の人びとの週末のおでかけスポットとして、また観光スポットとして大勢の人が集まるテーマパーク。動物園、水族館、遊園地が集結した、大人にも子どもにとっても夢のようなテーマパークはただ遊ぶだけでなく、「人と自然をつなごう」をモットーに自然保護や動物保護に対する理解を深めることに力を入れています。2012年には世界ベストテーマパーク賞を受賞しました。<目次>
香港海洋公園への行き方・アクセス
オーシャンパークの行き方はバスやタクシーもありますが、一番便利なのはMTR(地下鉄)。2016年12月に南港線(サウスアイランドライン)が開通し、アクセスがよくなりました。金鐘(アドミラリティ)で黄緑の南港線に乗り換えて一駅。乗車時間は約4分です。海洋公園出口を出て橋を渡ると、目の前にあります。バスはアドミラリティ、セントラル、コーズウェイベイ、チムサーチョイなどから出ています。トンネルを通るので、渋滞に巻き込まれると時間がかかることも。
香港海洋公園のチケット種類・値段
通常のチケットは大人438香港ドル(約6000円)、3歳から11歳までの子どもは219香港ドル(約3000円)、3歳以下は無料です。イベント期間中は追加料金がかかる場合もあります。チケットは入り口で購入するか、www.oceanpark.com.hkでオンライン、もしくは香港内のセブンイレブンで買うこともできます。乗り物の待ち時間がもったいない、並ぶ時間がない、という人にはファーストトラックがおすすめ。250香港ドル(約3400円)追加で7つの乗り物が、350香港ドル(約4800円)追加で対象となる13の乗り物とアトラクションを待たずに乗ることができます。入り口でチケットと一緒か、もしくはオンラインで購入可能。
オーシャンパークの営業時間は曜日によって多少異なりますが、通常は午前10時から午後19時まで。チケットは一種類のみです。イベント期間中は夜まで営業していることもあり、追加料金がかかる場合も。その時によって料金も時間帯も変わるので、行く前にウェブサイトで確認してから行ってくださいね。
マップを見ながら計画を立てよう
オーシャンパークは91.5ヘクタールという巨大な敷地にあるウォーターフロントとサミットという2つのエリアからできています。入り口があるのはウォーターフロントエリア。ここにはアクアシティ、アジアのゆかいな動物たち、ウィスカーハーバーがあります。山側のサミットエリアにはマリーンワールド、アドベンチャーランド、スリルマウンテン、ポーラーアドベンチャー、レインフォレストがあります。マリーンワールドのイルカとアシカの「オーシャンワンダーショー」をはじめ、園内ではいろんなところでショーが開催。ショースケジュールを確認し、見る順番を決めるといいでしょう。
入り口のマップ置き場には日本語版が置いていないので、必要な場合は総合案内所(Guest Relations)に行くともらえます。園内には無料Wi-Fiがあるので、ログインしておくと一日中使えます。オーシャンパークのスタッフはフレンドリーで親切なので、わからない場合は聞いてみて。
入ってすぐにあるアクアシティ
入り口を入って目の前に広がる大きなラグーンとその後ろにある不思議な形をしたザ・グランド・アクアリアム。水の中のトンネルや3メートルの水槽内にあるアクアリウムレストランもあります。毎晩暗くなると開催される音楽と光のウォーターショー、シンビオは必見。360度のウォータースクリーンに9メートルの水竜と火の竜の映像が映し出されて大迫力。
>>>>詳細はアクアシティ
パンダとご対面!パンダアドベンチャーとシーチュアントレジャー
オーシャンパークでは3頭ジャイアントパンダが暮らしています。ジャイアントパンダアドベンチャーにいる雄と雌のインインとリーリーは12歳。パンダ年齢は×3で人間年齢になります。パンダは午前中の方がアクティブで、歩き回ったり、木に登ったりしています。近くで見たいのなら午前中に行くとベター。ここにはかわいらしいレッサーパンダもいます。シーチュアントレジャーにいるアンアンは最年長。あまり動かず、食べ物を与えるにも飼育員さんが工夫をしています。パンダについてもっと詳しく知りたい人は「パンダ名誉飼育員」と「ジャイアントパンダとの出会い」の体験プログラムもあります。「パンダ名誉飼育員」はパンダの餌の用意から餌やり、そして部屋の掃除までお世話係になる体験です。「ジャイアントパンダとの出会い」はパンダに餌をやるプログラム。どちらも愛くるしいパンダとみつめあえる距離まで接近できます。両方とも事前予約が必要。
幼児向けのウィスカーズ
ベビーは幼児にうれしいウィスカーハーバー。小さい子ども向けのメリーゴーランドや電車、遊び場などがあります。ウィスカーシアターでは海の生き物が踊るショータイムもあり。園内にはベビーカーレンタルもあるので、抱っこひもで来園して、広い敷地内はベビーカーレンタルするのもひとつの手。トイレにはおむつ替え台もついています。移動はケーブルカーかオーシャンエクスプレス
ウォーターフロントエリアから山の上のサミットエリアに行く手段は2つあります。南シナ海をのんびり眺めながら1.5km、約20分の空の旅を楽しむケーブルカーと海底列車に見立て車内で演出がある3分乗車するオーシャンエクスプレス。時間がある場合はだんぜん景色のいいケーブルカーがおすすめ。サミットは遊園地
以前からあったアドベンチャーランドにスリルマウンテンが加わりパワーアップしたアミューズメントゾーン。足をぶらぶらさせて乗る時速88kmのヘアーレイザーはチャレンジャーにはおすすめ。ポーラーアドベンチャーでは南極と北極の動物たちに会えます。くらげ館やオーシャンシアターのショーもサミットにあります。テーマ別におもしろいレストラン
オーシャンパーク内には6つ、ユニークなカフェ&レストランがあります。
「ネプチューン」はアクアシティにあるアクアリウムレストランで、水槽の中にいる魚に囲まれてお食事ができます。水槽サイドのテーブルは数が少ないので、要予約。ポーラーアドベンチャー内にある「タキシードレストラン」は70匹のペンギンを見ながらお食事ができます。ここもペンギンが見える席のテーブルは予約した方がベター。眺めのいいレストランは「ベイヴューレストラン」と「テラスカフェ」。パンダ好きにはパンダカフェの蒸しパンダがおすすめです。
またいたるところにフードキオスクがあり、手軽に買って食べることができます。
ここでしかできない体験プログラム
パンダ飼育員体験プログラム
「パンダ名誉飼育員」、「アザラシとの遭遇」、「ジャイアントパンダとの出会い」は事前予約が必要。メールもしくはtel +852 3923 2323まで。
季節ごとのイベントも必見
楽しいのはアトラクションだけではありません。季節ごとのイベントは園内全体がそのムードで盛り上がります。ハロウィンイベントはアジアで一番大きなハロウィンイベント、怖いもの見たさで多くの人が集まっています。その他ウォータースライドなども楽しめるサマースプラッシュやクリスマス、春節のお祝いイベントもあります。春節は香港らしさを感じることができるので、特におすすめです。香港海洋公園を効率よくまわる攻略法
園内を全部見て回りたい!という欲張りな人向けの攻略法は、開園とともに入園すること。祝・休日はチケットを購入するのに並ぶこともあるので、事前にオンラインなどで買えると時短になります。入ったらまずケーブルカーに乗ってサミットに行きましょう。もしどうしても動いているパンダちゃんに一目会いたい!のだったら、一瞬ジャイアントパンダアドベンチャーに行ってみて。オーシャンシアターのショータイム(現在休止、2017年12月に新たなプログラムで再開予定)をチェックして、サミットで乗り物やくらげ館を楽しみ、サミット側でランチをするのもいいでしょう。その後ケーブルカーか混んでいたらオーシャンエクルプレスでウォーターフロントエリアに戻り、パンダやオールド香港、水族館をみて、入り口近くのお土産やさんでお買い物。ラグーンのショー時間までラグーン沿いのカフェで軽食をとるのもよいでしょう。<DATA>
オーシャンパーク 香港海洋公園
住所:Aberdeen Hong Kong(Googleマップ)
TEL:+852 3923 2323
営業時間:10:00~18:00(曜日やイベント日によって異なる)
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