香港名物パイナップルパンとは?

鮮油菠蘿

焼きたてふかふかの菠蘿包。香港のファミレス「茶餐店(チャーチャンティン)やパン屋さんで食べられます


香港名物「菠蘿包(ボーローバウ)」。直訳すると「パイナップルパン」ですが、パイナップルは入っていません。名前の由来はその形。ふかふかのパンの上にクッキー生地をのせて焼いたもので、焼きあがった表面には亀裂が入り、それがまるでパイナップルのように見えることからその名がつけられたといわれています。
 

王道狙いなら「金華冰廳」

菠蘿包

1個HK$6(約85円)。バターを挟んだ鮮油菠蘿包は1個HK$10(約142円)

香港で「菠蘿包」が評判のお店といえば太子(プリンスエドワード)にある「金華冰廳」。ほのかな甘さとふんわり軽い生地が特徴的。店頭では早朝から焼きたての菠蘿包を販売していて、いつも行列ができています。皆さん平日の朝はここで焼きたてを買って学校や会社で食べているようです。焼きたては一層口当たりが軽くペロリと食べきれるので、パイナップルパンデビューにはうってつけです。

香港が初めての方にはまずスタンダードな菠蘿包を試していただきたいですが、一度食べたことがあるなら、菠蘿包に厚切りバターを挟んだ「菠蘿油」(ボーローヤウ)をぜひ。ちなみに、菠蘿油は店によって「鮮油菠蘿包」や「鮮油菠蘿」などさまざまな呼び名で呼ばれますが、メニュー名に「油」と「菠蘿」の文字が入っていればだいたい菠蘿油を差します。

<DATA>
金華冰廳
住所:G/F, 47 Bute Street, Prince Edward(Googleマップ
TEL:2392 6830
アクセス:MTR「太子」駅B2出口より徒歩約4分
営業:6:30~23:30
定休日:無

 

もっちり系なら「金鳳茶餐廳」

鮮油菠蘿

香港式ミルクティーとの相性抜群。バターを挟んだ「鮮油菠蘿」はHK$9(約128円)

「金華冰廳」と人気を二分する菠蘿包の名店「金鳳茶餐廳」は、もっちりとした生地が特徴。菠蘿包を取り入れたモーニングセットもバリエーション豊かに提供しているので、朝からたくさんの人たちで賑わっています。セットメニューは食べ応えがあるので朝食におすすめですが、おやつととして利用するならやはり菠蘿油。焼きたてであればあるほど生地にバターが浸みこんでたまりません! 


<DATA>
金鳳茶餐廳
住所:G/F, Spring Garden Mansion, 41 Spring Garden Lane, Wan Chai(Googleマップ
TEL:2572 0526
アクセス:MTR「灣仔」駅B2出口より徒歩約4分
営業:6:45~19:00
定休日:無

 

甘さ重視なら「樂香園珈琲室」

菠蘿油

「菠蘿包」はHK$6(約85円)、写真は「菠蘿油」HK$9(約128円)

菠蘿包にはほのかな甘さはあるものの、「パイナップルパン」という名前から期待されるほど甘くないのが一版的。しかし、上環(ションワン)の路地裏にある通称“サラリーマンのサボり場”と呼ばれる「樂香園珈琲室」の菠蘿包は他店と比べて明らかに甘い。どこかパイナップルのような風味を思わせますが、甘さの正体は企業秘密。見た目も他店とは大きく異なり、表面に縦横に走る線がマンガで描くパイナップルのようでどこかキュートです。

<DATA>
樂香園珈琲室
住所:G/F, No.8-12 Gilman's Bazaar, Central, Hong Kong(Googleマップ
TEL:2522 1377
アクセス:MTR「上環」駅E1出口より徒歩約5分
営業:7:00-~19:00
定休日:祝

 

「華嫂冰室」の具だくさん菠蘿包

「招牌菠蘿包」

「招牌菠蘿包」HK$19(約271円)<撮影/西澤智子>

最近では菠蘿包に挟むものはバターだけではありません。オリジナルメニューが豊富な「華嫂冰室」では、まるでサンドイッチのように具だくさんの菠蘿包が話題です。一番人気は目玉焼きとトマトを挟んだ「招牌菠蘿包」。フレッシュなトマトと目玉焼きの淡白な白身、じゅわ~と染み出すまろやかな黄身がほんのり甘いパン生地と絶妙にマッチ。これひとつでボリュームがあるので、食事としても利用できそうです。「招牌菠蘿包」のほかにも、ハムとチーズを挟んだ「鮮油菠蘿包」など、さまざまなバリエーションがあります。

<DATA>
華嫂冰室
住所:Shop 1, King Palace Plaza, 55 King Yip Street, Kwun Tong(Googleマップ
TEL:2617 3238
アクセス:MTR「觀塘」駅B2出口より徒歩約9分
営業:8:00~17:00
定休日:日
 

スタバならでは! コーヒーにぴったりの菠蘿包

「雪?菠蘿包」

「雪?菠蘿包」(HK$34)<撮影/西澤智子>

菠蘿包と合わせるドリンクの定番といえば香港式ミルクティーが定番ですが、中環(セントラル)にあるスターバックスコーヒー●利街店(※「●」は「父」冠に「多」)では、コーヒーにぴったりのアレンジ菠蘿包があります。控えめな甘さのあたたかい菠蘿包に挟まっているのはなんとアイスクリーム。アイスがじんわり溶けてパンに浸みこむのがたまりません。パンとアイスの甘さはほろ苦いコーヒーと相性抜群です。軽食としてはもちろん、デザートとしても楽しめる一品です。

種類豊富な菠蘿包。ぜひ食べ比べてみてくださいね。


<DATA>
星巴克珈琲(●利街店)※「●」は「父」冠に「多」
住所:Floor M2, Baskerville House, 13 Duddell Street,Central(Googleマップ
TEL:2523 5685
アクセス:MTR「中環」駅D1出口から徒歩約6分
営業:月~木7:00~21:00、金~22:00、土8:00~22:00、日9:00~20:00
定休日:無


※HK$1=14.28円(2017年11月24日現在)

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