お腹とおしりの美しさの肝は座り方
姿勢のために正しく座るなら、気持ちの良い座り方!
逆に、お腹を凹ませたい人(つまり、お腹まわりに悩む人)は、
- お腹に段ができる座り方をしている
- 股関節周辺や腰まわりといった骨盤周辺が硬く、姿勢を修正できない
- 今の姿勢により背中が引き伸ばされるため、背中のコリが気になる
今回は、どんな方でも楽に動ける座り方で、お腹とお尻のラインを整える方法をご紹介します。
座り方のポイントは坐骨と腸骨
イスに座ったときの土台である骨盤の中で、「腸骨」と「坐骨」の位置を触ってチェックしましょう。「普段どう座っているか」骨で知ってみよう!
骨盤の大きな骨、腰の近くにある骨です。
■坐骨
イスに座ったとき、イスに当たる骨です。脂肪が厚く坐骨の位置がわからない人は、脂肪をかき分けてみてください。脂肪をかき分けてもどこが坐骨かわからない人は、背中の方からお尻を触っていき、坐骨を探してみましょう。
ピーマン型?桃型?おしりの形でバレる、あなたの座り方
「お尻がピーマン型で~」「安産型で~」というフレーズをおっしゃる人もいますが、普段どんな座り方をしているかは、お尻の形で推測することができます。■ピーマン型(四角いお尻の人)の特徴
腰回りの脂肪が気になる人はピーマン型かも?
四角いお尻になっていませんか?
お腹にシワがある人は、座ったときのシワと照らし合わせてみよう
- 腰を丸めて座っている(坐骨が寄り、腸骨が広がり、骨盤は後屈気味)
- 腰回りに脂肪がつきやすい
- 背中を伸ばし過ぎているため、背中がこりやすい
- お腹は段になりたるみがち
■桃型(丸くボリュームのあるお尻の人)の特徴
骨盤とともに、身体本体も前に出ていませんか?
方向性は悪くありません。あと少し加減できるといいですよ
- 倒れ過ぎた骨盤でお腹を押しだしている可能性大(骨盤は前屈気味)
- お尻の大きさで悩みがち
腰で反り過ぎの場合、お腹を前に出しているのかも?
このように、骨盤の傾斜によっても坐骨と腸骨のどちらが寄るかが変わり、それがヒップラインや腰回り、お腹回りに影響しています。
楽に座ってお腹とおしりを美しくする美尻な座り方3STEP
お腹に段を作らず、お尻を潰さず、腰やお腹に力を入れずに座るには、インナーマッスルを使うこと! そこで、楽に美しく座る方法をご紹介します。■1.股関節のシワ部分で「コマネチ」
お若い方でも意外と知っている“コマネチ”
■2.コマネチの手を身体に当てたまま、少しお尻を遠くに置くように座る
立つときも試すと、普段より筋肉が楽ですよ
■3.息を下腹に吸い込みながら身体を天井に軽く引き上げ、ゆっくり吐きながらリラックスしましょう
この座り方は、普段意識しにくいインナーマッスルを使うため、座るときだけでなく、立つときに試すと、脚腰お尻の負担が少なく動くことができます。
腰に力が入ってしまう場合は、お腹を前に出し過ぎているのかも。身体を軽く天井の方に引き上げるか、コマネチを当てて軽く座り直しましょう。
■その他のポイント
- 座るときの足裏はできるだけ均等に床につけ、ほんの少し足裏で身体を支えるイメージで行いましょう。
- 座っているとき、両方のお尻に均等に体重がかかっているか、たまにチェックしてみましょう。
- 坐骨は背骨から少し後ろになり、腸骨は前傾するように座るイメージで。
■腰が痛くなる人は?
腰に力が入ったり、腰で反り過ぎていませんか。
コマネチの手を当てて座り直し、背中のブラ線のあたり(★マークの部分)からお尻まで、なだらかなカーブを描くイメージで座ってみましょう。
頑張るのをやめると、スラッと座れます
胸が少し前に出て持ち上がり、自然にお尻(坐骨)が後ろに下がり、お腹は出過ぎないはずです。
■実際やってみると難しかった人は?
無理せずできる範囲で行いましょう。辛いのを我慢する必要はありません。いつもの姿勢が楽であれば、その方が身体が喜んでいます。
おまけ: 脚を組むのは良い? 悪い?
あなたにとって良いかどうかは、現状から考えよう
いかがでしたか? いずれも無理せず、お試しくださいね。
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