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豆乳が分離しない鍋の作り方!豆乳鍋料理の人気レシピ・作り方

市販の鍋の素も種類豊富ですが、せっかくなら自分で深くヘルシーな味わいの豆乳鍋を作りましょう。豆乳鍋は簡単なようで、豆乳がモロモロと分離してしまう失敗もつきもの。簡単なコツで分離しない方法と、おいしい人気のレシピ・作り方をご紹介します。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

豆乳が分離しない鍋の作り方!豆乳鍋料理の人気レシピ・作り方

所要時間:20分

カテゴリー:豆乳鍋

豆乳鍋が分離しない! 人気のレシピ・作り方

まろやかな風味で、野菜やお肉をおいしくいただくことができる豆乳鍋は、定番鍋のひとつ。豆乳の良質なたんぱく質・ビタミンB群・イソフラボンなどの栄養と、うまみ成分のグルタミン酸のおかげで深くヘルシーな味に仕上がります。

ところが自分で豆乳鍋を作ったことがある方の中には、豆乳がモロモロと分離して失敗してしまった…という方も多いのではないでしょうか。これは豆乳に含まれるたんぱく質の性質のためです。ここでは豆乳の性質を解説した上で、おいしい豆乳鍋の作り方を紹介したいと思います。

【熱】 豆乳は63℃を超えると、たんぱく質の構造が変化し、豆乳がモロモロと分離してしまいます。
【塩分】 豆乳鍋に味付けのために塩・醤油・味噌などの塩分を加えると、にがりと同じような働きが起こり、煮汁が固まったり、分離したりしてしまいます。

調整豆乳を使えばこうした事態は起こりませんが、大豆と水だけで作られた甘くて濃い豆乳は、何物にも代え難いおいしさがあります。そこでおすすめしたいのが重曹を加える方法。重曹は大豆の凝固成分を分解して、豆乳を分離させません。重曹の注意点を一番下に記してあるので必ずお読みください。
 

分離しない豆乳鍋の材料(2人分)

豆乳鍋のベース
だし500ml
豆乳300ml
味噌大さじ1
重曹小さじ1/2
豆乳鍋の具材
ねぎ1本
水菜1束
しいたけ3個
しめじ1/2株
えのき1/2株
豆腐1/2丁
豚肉薄切り肉 200g

分離しない豆乳鍋の作り方・手順

豆乳鍋の作り方

1だしを取る

濃い目のだしを取ります。ここでは水600ml、昆布6g、かつおぶし6gを使いました。(分量外です)<br />
濃い目のだしを取ります。ここでは水600ml、昆布6g、かつおぶし6gを使いました。(分量外です)

2豆腐と豆乳の準備

豆腐は食べやすい大きさに切り、豆腐と豆乳を常温に置いておきます。
豆腐は食べやすい大きさに切り、豆腐と豆乳を常温に置いておきます。

3野菜と肉の準備

野菜を洗って、しっかりと水気を取り除き、食べやすい大きさに切ります。<br />
きのこ類は汚れを軽くふきとり、食べやすい大きさに切ります。<br />
豚肉も食べやすい大きさに切ります。
野菜を洗って、しっかりと水気を取り除き、食べやすい大きさに切ります。
きのこ類は汚れを軽くふきとり、食べやすい大きさに切ります。
豚肉も食べやすい大きさに切ります。
煮汁が薄まってしまうのでしっかりと水気を切りましょう。

4火の通りにくものから煮る

土鍋にだし汁を煮立て、味噌を溶きほぐします。火の通りにくいものから煮ます。ここではねぎを最初に煮ます。<br />
土鍋にだし汁を煮立て、味噌を溶きほぐします。火の通りにくいものから煮ます。ここではねぎを最初に煮ます。
白菜、大きく切った根菜類などもこのタイミングで煮ます。

5火の通りやすいものを煮る

ねぎに半分ほど火が通ったら重曹を加えます。<br />
豚肉を1枚ずつ広げて加え、肉の色が変わったらきのこ、葉野菜、豆腐、豆乳を加えて中火で煮立てます。この時強火にしないよう気をつけます。
ねぎに半分ほど火が通ったら重曹を加えます。
豚肉を1枚ずつ広げて加え、肉の色が変わったらきのこ、葉野菜、豆腐、豆乳を加えて中火で煮立てます。この時強火にしないよう気をつけます。
重曹を入れると、煮汁がシュワシュワしますが大丈夫です。

6できあがり

全体に火が通り、くったりとしてきたらできあがりです。豆乳鍋は焦げやすいので、1-2度に分けて具材を入れ、一気に食べるようにするといいです。<br />
全体に火が通り、くったりとしてきたらできあがりです。豆乳鍋は焦げやすいので、1-2度に分けて具材を入れ、一気に食べるようにするといいです。

7味付け

すでに味がついていますが、唐辛子や食べるラー油などをかけていただくのがおすすめです。
すでに味がついていますが、唐辛子や食べるラー油などをかけていただくのがおすすめです。

ガイドのワンポイントアドバイス

食用重曹を使用しましょう。山菜のアク抜きや、パンケーキの膨らし粉にも利用できる重曹ですが、煮すぎると豆腐やねぎが溶けてしまうので、注意が必要です。また、重曹は酸性の食品と合わせると化学反応を起こしてしまうので、トマトやゆずなどの酸味のある食品は合わせないようにしましょう。またベーキングパウダーを利用しても重曹と同じ効果が得られます。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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