足が痩せない人の癖に合わせた超簡単解決法
脂肪と一緒に“面倒くさがり”を脱ごう
まず、「脚痩せは難しい」と感じている人は、記事を読み進める前に、普段のように歩いてセルフチェックしてみましょう。可能であれば、鏡などで見ながら歩いてみてください。
1.太ももの力だけで歩く癖がある
腰をがっちり固定し、脚だけ動かしていませんか?
それにより、
- 太もものボリュームがある部分が使われやすく、運動すると太くなったように感じやすい。
- 太もものボリュームがある部分の位置により、脚が短く見えてしまう。
■骨盤から足を動かして歩いて解決!
腰から出すイメージで
これにより、
- 今まで太もものボリュームがあった部分にかかる負担が減る。
- 腰の位置が高く見え、脚が長く見える。
少しの違いですが、スラリと見える歩き方では、腰を動かすことにより、お腹のサイドから下腹の筋肉(外腹斜筋・がいふくしゃきん)を合わせて動かすため、下腹部の引き締め・ガードル効果も期待できます。
2.膝を伸ばし過ぎて、ふくらはぎが後ろに出ている
膝の伸ばし過ぎは、脚痩せを気にしている人に多いです
ふくらはぎが後ろに反り出ると、バランスを取るように、膝上の太ももの表側が盛り上がります。
室内を歩いたり、全身鏡で立ち姿を横からチェックしてみましょう。
■膝の伸ばし過ぎは「チョイ曲げ」で解決!
膝を伸ばし過ぎている人は、気持ち「チョイ曲げ」
3.歩くときに、膝が曲がったままになっている
街などで膝を曲げたまま歩いている人を見ると、「気をつけよう」と思うものですが、ふと自分の歩き方を鏡で見ていると、想像より膝が曲がっていたりするものです。膝が曲がったままの人は、(細身でも)膝上がスッキリしにくい・膝のシルエットがハッキリしない傾向にあります。こちらも、全身鏡で立ち姿を横からチェックしてみましょう。
ただ、膝が曲がり気味だからといって、いきなりぐいっと伸ばそうとすることは故障の原因になりかねませんし、身体(筋膜)が硬い人に多いため、お勧めしません。では、リラックスをして、次の項目をお試しください。
■足裏の重心の位置を変えて、解決!
ちゃんと立っているつもりでも、そうでもないことに驚く人は多いです
このとき、
- 脚をそろえると、かかと同士がつかない。
- かかとをそろえると、脚が揃わない(開いてしまう)。
とくに、かかとがつかない人の場合、膝が曲がっているだけでなく、脚を開いて歩いている可能性も大です。歩くとき、膝をほんの少しだけ擦るように心がけてみてください。
こちらの修正方法は次の方法です。
足裏全体を床につけるイメージで
- 足裏は頑張って床につけなくてOK。
- 両足に体重が乗っているかをチェックする。
4.足の小指側に重心を置いて立ったり歩いたりしている
この立ち方、身に覚えがありませんか?
■足裏の重心と、足首を意識して歩いて解決!
親指側より小指側の方が重心が弱い人が多く、そのため、歩くときは、かかとから着地して、親指の付け根で押し出す意識で歩いてみましょう。すると、ふくらはぎの形が整ってきます。
かかとから着地し、足の裏で床をなめ、指の付け根で床を押し出す、着地と足首の関係
歩き方や立ち方の「癖」に合わせた動きの修正を!
いかがでしたか?
脚の出し方、膝の曲げ伸ばし、足裏の重心――たったこんなことで? と思われるかもしれませんが、実践するとすぐに美脚になる人もいます。どれも日々気軽にできることですから、「スタイル美人化」を楽しみにチャレンジしてみてください。
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