ガーデニング・園芸/ガーデニングのテクニック

半日陰OKの、初夏の寄せ植え

玄関先を寄せ植えで飾りたいけど、日当たりが悪くて……。そんな方におすすめの、半日陰で楽しむ初夏の寄せ植えをご紹介します。

畠山 潤子

執筆者:畠山 潤子

ガーデニングガイド

花や緑を楽しみたいけど、日当たりがあまりよくなくて……。そんな悩みを抱えている方も多いことでしょう。でも、「シェードガーデンを楽しむ」でご紹介したように、半日陰や日陰を好む(あるいは耐えられる)植物もいろいろあります。今回は、そんな植物を組み合わせて、初夏の寄せ植えを作ってみましょう。

寄せ植えの材料

寄せ植えの材料

寄せ植えの材料

  • 10号鉢(直径30センチくらい)
  • 培養土
  • 鉢底石
  • 鉢底ネット
  • モミジ “青七五三”
  • ギボウシ “キャロル”
  • 一重のインパチェンス白2株
  • ヘデラ“モナリザ”
使用したものは、いずれも耐陰性のある植物です。今回は完成形を撮影するためにインパチェンスを2株入れていますが、生育を考慮すると1株でも充分です。

ギボウシは葉が大きくなる品種ですが、庭植えのものを株分けして鉢植えで管理していたものでコンパクトにまとまっています。モミジは涼し気な細葉で、葉色の明るいものを選びました。
細い葉が涼し気なモミジ

細い葉が涼し気なモミジ

ヘデラは葉の形もいろいろある

ヘデラは葉の形もいろいろある


 









寄せ植えを作る

大きなものから、高さを調節しながら植え付ける

大きなものから、高さを調節しながら植え付ける

寄せ植えの基本的な作り方については、「寄せ植えを楽しむ」で解説していますので、ご参照ください。

ポイントは、レイアウトを決めてから植え付け作業に入ること。また、植え付け後に苗の株元が同じ高さになるよう、培養土で調整しながら植え込みましょう。


寄植えの完成

寄植えの完成
 

応用編

今回は丸型の素焼き鉢を使用していますが、この鉢を変えるだけでも印象が変わります。例えば、「涼風を感じる秋の寄せ植え」で使用した黒の陶器鉢にすると、ぐっと和風の雰囲気に。ヘデラもツルニチニチソウやテイカカズラに置き換えると、さらに和風になります。このほか、角型の鉢に植えてみても面白いですね。鉢を選ぶ際は、背景となる壁の色も考慮しましょう。

なお、夏の暑さでインパチェンスが傷んでしまった場合は、新芽がピンク色のハツユキカズラなどの葉物に植え替えるなど、いろいろとアレンジしてみましょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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