ガーデニング・園芸/ガーデニング関連情報

必見!第18回国際バラとガーデニングショウ(2ページ目)

国内最大規模の花イベントである、「国際バラとガーデニングショウ」。今年もたくさんのバラが西武ドームに集結しました。第18回目となる本ショウの様子などをご紹介します!

畠山 潤子

執筆者:畠山 潤子

ガーデニングガイド

respect for nature

respect for nature

respect for natureより

こちらのお庭は、昨年・第17回ショウのコンテストでガーデン部門大賞を受賞された「シツラエ」の村田康行氏によるものです。

テーマは「自然への尊厳」。昨年の受賞作でも見られたように、人の営みを表現するハードはアーバンでありながら、それを取り囲むのは雑木や自然石で、里山を感じさせる風景なのが特徴的です。庭には、自然からの恩恵を受けるミツバチの巣箱も。

 

respect for natureより

奥の四角い箱はミツバチ用

他とは趣の異なるガーデンを堪能したら、お待ちかねのメインガーデンを見てみましょう!


マルメゾン城バラの館

マルメゾン城バラの館

マルメゾン城バラの館

今回のメインガーデンは、吉谷桂子氏による「ジョセフィーヌが愛したマルメゾン城バラの館」です。ジョセフィーヌとは言わずもがな、かのナポレオンの妃ですが、稀代のプランツコレクターでもあったとか。

珍しい植物を蒐集するだけでなくルドゥーテに細密画を描かせたのも皇妃ジョセフィーヌで、ゆえに「近代バラの母」と呼ばれている…というのは、一般の方々にはあまり知られていないことではないでしょうか。
マルメゾン城バラの館

ガーデンはアンピール様式と呼ばれるデザインで構成

ガーデンは、在りし日の華やかなりし帝政時代を彷彿とさせます。
マルメゾン城バラの館

全盛期のナポレオンの姿も…

しかし何時の世も盛者必衰、花にもいつか散る日が訪れることを彼らは知っていたでしょうか…。今年の花が終わっても、また翌年咲き誇るバラを愛し続けたジョセフィーヌ。もし彼女に子どもがいたら、バラの母にはなっていなかったのかもしれませんね。

さて気分を変えて、次ページはコンテスト作品をご紹介しましょう!
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