写真写りがいい子、その秘密は「姿勢」にアリ!
スタイルも顔の大きさも、自分とそんなに差がないはずのあの子。一緒に写真を撮るとなぜか可愛く痩せて見える、そんな経験はありませんか?例えば……よくあるこんな写真。
向かって右側の白服の子。一人ど~んと前に出ていることで、大顔&太って見えてしまいますよね。
少しのコツで写真写りが劇的チェンジ!
こちらの写真は「端ではなく中央に写る/体を少し斜め/手でフェイスライン隠し/周りより軽く後ろの立ち位置」の簡単テクニックを使って撮られた写真です。1枚目の写真と比べてみると、小顔かつ可愛い笑顔で撮れているのが一目瞭然!次項からは、写真写りの良さを左右する具体的な姿勢をご紹介します。
<目次>
鉄板の「体斜め45度」が痩せて見える
まずは寄りの写真写りから、姿勢による違いを見ていきましょう。■NG:ド正面・猫背
普段姿勢を鏡でチェックすることが少ない人は要注意。気がつけば、丸まった猫背になっていませんか? 太って見えるだけでなく、一気にオバさん度がアップした印象に。
■OK:体斜め45度・背筋伸ばし・首傾け
斜めから撮ると体が細く、肩幅も狭く見えます。背筋を伸ばす時にお腹も出てしまいがちなので、肩甲骨をくっつけるように意識して!顔は軽く傾けるだけでOKです。
■NG:体を横に振りすぎると……かえって太って見える 痩せて見せたい一心から体を横に振り過ぎてしまうと、今度は気になる二の腕の太さやぽっこりお腹が強調されてしまうので、余計に太って見えてしまいます。体の角度は「斜め45度」が痩せ見えのお約束。
「3つの手ポーズ」で、気になるフェイスラインをカバー!
体痩せの次は、小顔効果が狙える「3つの手ポーズ」を紹介します。■その1:定番ピースは「顔の少し前の位置」 顔の真横よりも、少しカメラ寄りの位置でピースすると、手が大きく見える分、相対的に小顔に見えます。これが定番ピースでも、さりげなく小顔に見せる秘訣!
■その2:あごに手をおいて、自然に小顔 顔周りにさりげなく手を置くと、気になるフェイスラインのたるみを自然にカバーすることができます。少し小首をかしげるとさらに可愛さがアップするのでオススメです。
■その3:流行りの虫歯ポーズで、さらに輪郭隠し フェイスラインのコンプレックスが隠せると自撮りで人気の虫歯ポーズ。みんなで撮る時は、両手ではなく、やりすぎ感の少ない片手がベター。輪郭を半分隠すだけでも、十分小顔に写ります。
全身写真では「必ず両ひざをくっつける」
スタイルが丸わかりになる全身でも、姿勢でここまで写真写りが変わります。■NG:ド正面・猫背・ひざ開き
バストアップの時と同じように、正面で猫背の姿勢はNG。足も開いているので、なんだかだらしない印象です。可愛く見せる内股ポーズも美脚面ではおすすめできません。
■OK:体斜め45度・背筋伸ばし・ひざ閉じ
上半身の姿勢を正したら、さらに足元にも気を配って。両ひざをくっつけたら、カメラ側のかかとを少し浮かすようにするとさらに美脚度がアップします。
■OK:ポッコリお腹も隠れる全身ポーズ 両手をお腹の前に持ってくると、ぽっこり部分を隠すことができます。その時、二の腕を太く見せないためにも、体にくっつけず軽く浮かせるのがコツ!
教えてくれたのは……
都内レンタルスタジオに勤務し、写真の基礎を学ぶ。1998年、フォトグラファー恩田義則氏に師事し、2001年に独立。クライアントにDocomo、野村不動産、マガジンハウスなどを始め多社を抱え、現在は雑誌、企業広告、建築、ポートレート、ビューティなどを撮影し、フリーで活動中。
衣装協力:NATURAL BEAUTY Tel.03-6748-0342
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