休みやすい社会へ向けて
現国会では、年5日間の年休の時季指定を使用者に義務付ける労働基準法改正案が審議されています。この法案は、簡単に言うと「年に5日も年休を取れない人がいたら、5日は取得させなさい」ということですので、効果は限定的かもしれません。詳しくは、「会社員の有給休暇取得の仕組み、どう変わる?」をご覧ください。しかし、これをきっかけに年休の問題に目を向ける企業も増えるはずです。
最近、ハワイ州観光局の新プロモーションが話題になっています。その名も「有休ハワイ」。有休を使ってハワイに旅し、ハワイで癒され、次の仕事のために英気を養おうと呼びかけています。
今後、国や企業の取り組みが進むにつれて、こうした新しい休み方の提案も増えていくでしょう。これを機に、皆さんの会社や皆さん自身の休み方・働き方について、あらためて考えてみてはいかがでしょうか。
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