◎…冷凍をせずに調理したときと同等か、美味しい
○…やや違和感があるが、食べられる
△…食べられるが、美味しくない
×…まずい
じゃがいもの冷凍保存
予想外! 生のまま冷凍したじゃがいも、調理したら、とても美味しく食べられました
◎茹でる…食感・味ともに違和感なく食べられる。塩やバターなどで味をつけると、まったくわからない。
◎煮る…早く火が通る印象で、表面が煮崩れしやすい。中まで味がしっかり染みていて、美味しい。
(輪切り)
◎茹でる…色がよくないが、食感・味ともに違和感なく食べられる。
◎煮る…早く火が通る。食感・味ともに違和感なく食べられる。
◎炒める…食感・味ともに違和感なく、美味しい。
◎揚げる…フライドポテトの味。美味しい。
◎味噌汁にする…茹でたときとほぼ同様。味がある分、さらに違和感を感じにくい。
(角切り)
◎茹でる…色が良くないが、食感・味ともに違和感なく食べられる。
◎煮る…食感・味ともに違和感なく食べられる。
◎炒める…食感・味ともに違和感なく食べられる。
◎揚げる…フライドポテトの味。美味しい。
◎味噌汁…茹でたときとほぼ同様。
(じゃがいもまとめ)
冷凍すると、時間とともに、部分的に切り口が茶や黒っぽく変色するじゃがいも。自然解凍するとピンクがかった茶色となり、美味しくなさそうな見た目になりますが、凍ったまま調理すれば、黒ずみも少し薄くなります。色が悪く感じられるので、カレーや味噌汁、煮物など、しっかり色がつく料理だと気になりにくいです。味はどの切り方でも調理法でも冷凍せずに調理したものとほぼ変わりなく、美味しく食べられます。
ちなみに、一般的にじゃがいもは冷凍に向かない食材と言われていますが、実際試してみると、意外や意外、違和感なく美味しく食べることができました。ただし、カレーなどに入った加熱されたじゃがいもは、固まりのままだと解凍時に水分が抜けて美味しくなくなってしまうので、つぶしてから冷凍するのがおすすめ。
じゃがいもは比較的日持ちする野菜なので、冷凍することは少ないかもしれませんが、一人暮らしで長期間食べきれそうにないときは生のまま切って冷凍しておくのがよさそうです。
里芋の冷凍保存
冷凍里芋もほぼ違和感なし。スジが気になるので、小さくカットするのがおすすめです
○茹でる…すぐに柔らかくなるが、中まで火が通るのに時間がかかる。しっかり煮えていないと、差したときに中から白い液体が出てくる。食感にややスジっぽさがあって、弾力が強いが、味は違和感なく食べられる。
○煮る…茹でたときとほぼ同様。
(輪切り)
◎茹でる…すぐに火が通る。食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
◎煮る…すぐに火が通る。食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
◎炒める…食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
◎揚げる…食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
◎味噌汁にする…食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
(里芋まとめ)
冷凍しても、自然解凍しても、あまり見た目の変化が少ない里芋。変色もなく、調理したときに食感や味も変わりにくいので、冷凍に向く野菜です。ただし、通常冷凍した野菜は火の通りが早く、味が中までしっかりと染みることが多いのですが、里芋は例外のようで、大きめに切っていると、すぐに柔らかくなるわりに中まで火が通っておらず、味の染みこみも悪いようです。小さめに切って冷凍保存すると、使い勝手がよさそうです。
さつまいもの冷凍保存
冷凍さつまいもも美味しく食べられました。冷凍したと言われても、きっとわかりません
◎茹でる…食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
◎煮る…食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
◎炒める…食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
◎揚げる…食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
◎味噌汁にする…食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
(角切り)
◎茹でる…食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
◎煮る…食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
◎炒める…食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
◎揚げる…食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
◎味噌汁にする…食感・味ともに違和感なく、美味しく食べられる。
(さつまいもまとめ)
冷凍しても変色はしませんでしたが、解凍するとスジに沿って黒ずんでくるサツマイモ。ただし、凍ったまま調理すれば、冷凍せずに調理したときと遜色なく美味しく食べられます。料理に合わせて切って冷凍しておけば、そのまま煮る、炒める、揚げるなど何にでも使えて、時間短縮につながります。
次のページでは、レンコン・大根・にんじんを冷凍保存した結果を紹介します>>