山手線の駅名、全部スラスラ言えますか?
山手線の覚え方とは
もちろん、東京、東京近郊にお住まいでない方にとっては、「そんなの知りませんよ」という方がほとんどですよね。で、今回ご紹介するのは、この山手線の駅、29個の駅があるのですが、これをサクッと5分で覚えてしまう記憶法です。
ちょっとした記憶のコツを使えば、「あれ……覚えている」と自分でも驚くほど、どんどん記憶できるようになりますよ。そして、今回ご紹介する2つの記憶のコツは、もちろん山手線の駅名以外にも活用できますから、ぜひぜひこの記憶のコツを記憶して、“記憶の達人” になってしまいましょう!
<目次>
山手線の全駅名言えますか?あなたが覚えている山手線の駅は?
東京駅はご存じですね?
このように、ほんの少しでもいいので、まずは「これかな」というのを思い出してみるのです。では、山手線の駅を一挙に紹介しましょう。
- 東京(とうきょう)
- 有楽町(ゆうらくちょう)
- 新橋(しんばし)
- 浜松町(はままつちょう)
- 田町(たまち)
- 品川(しながわ)
- 大崎(おおさき)
- 五反田(ごたんだ)
- 目黒(めぐろ)
- 恵比寿(えびす)
- 渋谷(しぶや)
- 原宿(はらじゅく)
- 代々木(よよぎ)
- 新宿(しんじゅく)
- 新大久保(しんおおくぼ)
- 高田馬場(たかだのばば)
- 目白(めじろ)
- 池袋(いけぶくろ)
- 大塚(おおつか)
- 巣鴨(すがも)
- 駒込(こまごめ)
- 田端(たばた)
- 西日暮里(にしにっぽり)
- 日暮里(にっぽり)
- 鶯谷(うぐいすだに)
- 上野(うえの)
- 御徒町(おかちまち)
- 秋葉原(あきはばら)
- 神田(かんだ)
さていかがでしょう?「そういえば、原宿あったあなあ」など、知っている駅名がさらにいくつかあったかもしれません。
覚え方のコツ1:覚えていることに意識を向ける
では、ちょっと顔を上げて、自分が覚えている、知っている駅名だけでいいので、思い出してみてください。いくつかはスラスラと出てくるでしょう。「え?でも、知らない駅もたくさんあります……」と知らない駅の多さに圧倒されている方がいるかもしれませんが、ここで登場するのが1つめの記憶のコツです。すでに覚えている、知っていることに意識を向けて記憶する
これを逆に言えば、まだ覚えていない、知らないことに圧倒されないこと。圧倒されている状態では、覚えたい項目、ここでは山手線の駅名ですが、それが頭の中でくり返されません。「うわー、覚えられない」なんていう不要な言葉がくり返されるだけです。まずはすでに覚えていること、知っていることだけに意識を向けて、それだけをくり返していきましょう。
「でも……このままでは……」と心配しないでください。もう一つの記憶のコツを使えば、まだ覚えていない駅も簡単に記憶できますよ。
覚え方のコツ2:位置情報はすぐに記憶できる
下の山手線の路線図を見て、まずはあなたがすでに覚えている駅の位置をご確認ください。たとえば、新宿、渋谷、東京など、どこにあるでしょう?下のほうとか上のほうとか、右、左など大体の位置でいいので確認してみてください。では、ちょっと目を閉じて、今確認した場所を思い出してみましょう。もうその駅の位置は覚えたのではないでしょうか。このように、われわれ人間はこういった位置情報については、一度見ただけでさっと記憶できるものなのです。これは、位置、場所の記憶というのが、人類が生存していくうえでとても重要な記憶だったからです。食料がある場所、危険な動物がいる場所など、昔の人類にとってはなくてはならない情報だったのです。ということで、2つめの記憶のコツは
覚えたい項目の位置、場所に意識を向けて記憶する
右の東京駅から反時計回り(内回り)に、山手線に乗っているつもりで、路線図を頭に思い浮かべながら思い出していってください。おそらく、東京、品川、渋谷、新宿、池袋、上野、秋葉原ぐらいは、その名前と大体の位置は覚えられたのではないでしょうか?そして記憶が定着してきたでしょう。
まだスッと出ない人は、今の流れを何回か繰り返してください。どんどんと思い出すスピードは上がってきて、記憶は確かになっていきます。ここでも大事なことは、先ほどお伝えした、1つめの記憶のコツ。
すでに覚えている、知っていることに意識を向けて記憶する
まずはなじみのある駅だけをその場所とともに思い出し、確認することです。決して、がんばってなじみのない駅を覚えようと焦ってはいけません。そうやってがんばると脳のメモリが一杯になって、覚えられるものも覚えられなくなってしまいます。それよりもすでに覚えているところだけでいいので、繰り返し思い出してその駅と場所をよりくっきりと記憶してしまうことです。
大雑把にくり返し、だんだんと細かく記憶していく
2つのコツを使って、主要な駅だけでも「見る」「思い出す」をくり返していくと、今度はその間の駅に目をやる余裕が出てきます。そんな余裕が出てきてから、すでに覚えた隣の駅に意識を向けて、だんだんと引っ掛けて覚える駅を増やしていけばいいのです。「新宿の前の駅は?次の駅は?」といった問いを持って、路線図を見てみる、そしてまた顔を上げて思い出してみる。この見る・思い出すを素早くくり返すだけです。そのときに、路線図を思い浮かべて位置の記憶も活用することで楽に記憶できます。このように、最初は大雑把に、そしてだんだんと広げていけば山手線の駅が、ラクにすべて覚えられるようになります。
「でも、池袋から上野まで知らないところが多くて……」と悲鳴を上げている人がいるかもしれません。そんな人は、池袋から上野の間に「駅が何個あるか」だけをまず押さえてみてください。いくつあるかというと、7つですね。まずは池袋と上野の間に7つあると覚えてしまうのです。すると7ですから3つあって1つあって、また3つあるということです。この真ん中の一つはなんでしょう?
それは「田端」です。この「田端」一つであれば覚えられますね。まずは焦らず、ここに意識を向けてくり返して、しっかりとした足場にしましょう。そして、「池袋」と「田端」の間の3つて何だろう?「田端」と「上野」の3つって何だろう?という問いを持って、路線図を見る・思い出すを何度か繰り返すことで、覚えられなかった駅も記憶できていくのです。5分も経てば、山手線の駅名がスラスラと覚えられたでしょう。
「山手線記憶術」は応用できる
今回使った2つの記憶のコツ- すでに覚えている、知っていることに意識を向けて記憶する
- 覚えたい項目の位置、場所に意識を向けて記憶する
- 他部署、他社との会議でメンバーの名前を覚えないといけないとき
- プレゼン・スピーチの内容を覚えないといけないとき
ぜひご活用ください!
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