フル活用したい!「パート指標・診断ツール(厚生労働省)」

パート社員の現状分析に役立つ、パート指標・診断ツールをフル活用しましょう

パート社員の現状分析に役立つ、パート指標・診断ツールをフル活用しましょう

パートタイム労働法(短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律)が改正施行(平成27年4月1日)されています。皆様の企業でも、パートタイム労働者の労働条件・処遇等の公正な待遇に向け取り組みをされていることでしょう。そのためには、まずは自社の現状分析から始めることになります。

でも一体どのように分析をしたらいいか悩みどころですね。そこで役立つのが既記事(パートタイム労働法!企業の実務対応は?)でご紹介した「パート指標・診断ツール(厚生労働省)」です。このツールは、自事業所のパートタイム労働者に対する雇用管理や通常の労働者(正社員)との均等・均衡待遇の現状と課題を8分野で自主点検分析できるツールです。

本記事では、このツール内容と活用法を詳細解説しています。活用後、即自社の状況が視覚的に分かりやすく把握することが可能になる優れもの(エクセルシート)です。設問に回答するスタイルなので簡単。ダウンロード後、早速診断してみましょう。

パート指標の設問に答える形式です!

1. 設問形式は3形態
パート指標・診断ツールでは、パートタイム労働法等に基づき、パートタイム労働者の雇用管理における事業主の取組を設問として次のように設定しています。

  • 義務項目「必ず実施しなければならない取組」
  • 努力義務項目「実施するよう努めなければならない取組」
  • 法定を上回る取組「実施することが望まれる取組」

上記設問に回答すると自動的にパートタイム労働法等に対応できているか、自事業所におけるパートタイム労働者の雇用管理の改善や通常の労働者との均等・均衡待遇の確保がどのような実態にあるのか、どこに課題があるのかについて、他事業所との比較を含め、レーダーチャートなどで視覚的に把握することができます。

2. パートタイム労働者のタイプ別診断
パート指標・診断ツールは、パートタイム労働法の均等・均衡待遇の確保の考え方を踏まえ、パートタイム労働者の職務の内容、人材活用の仕組みや運用などにより、パートタイム労働者を4つのタイプに区分して診断する仕組みです。様々なタイプのパートタイム労働者に対応が可能なのでタイプごとに診断してみましょう。

3. 次の8分野の診断ができます
設問は「自事業所の基本的属性」に加え、診断するパートタイム労働者のタイプ情報の他、8分野ごとの設問です。全体で計68問の設問に答える形式となっています。
  •  労働条件の明示・説明
  •  賃金
  •  教育訓練等の能力開発
  •  人事評価・キャリアアップ
  •  正社員転換推進措置
  •  福利厚生・安全衛生
  •  ワークライフバランス
  •  職場のコミュニケーション等
ツールのダウンロードは、こちらをクリック!
パート指標・診断ツール(厚生労働省)

次のページは、診断結果の解説です。