フランス語

フランス語学習の最強ツール仏仏辞典を使いこなそう!(2ページ目)

仏仏辞典なんてまだまだムリ!と思っている方は必見。最強のフランス語学習ツールでもある仏仏辞典の魅力と初心者でも使える活用法をお伝えします。

越智 三起子

執筆者:越智 三起子

フランス語ガイド

知っている単語を引いてみよう!

francais

お気に入りの仏仏辞典を見つけよう

張り切って仏仏辞典を引いてみても、わからないフランス語がいっぱいでてきて途中で嫌になってしまうということはよくあります。まだ語学力に自信のない方が仏仏辞典を使う場合には、知っている名詞を引いてみるのが一番の練習になります。まずは、仏仏辞典=意味がわからない言葉を調べるものという思い込みを捨てることからはじめましょう。

自分にあったレベルの仏仏辞典を選ぼう!

仏仏辞典はどこの本屋さんでも簡単に目を通すことができるものではありません。試しにインターネットの仏仏辞典から気軽に利用してみましょう。その場合は、検索したい単語にdéfinition(定義)という単語をスペースを空けて入力することで、異なる仏仏辞典の定義を見ることができます。ただし、この場合アクサンなしで検索すると英語と同綴りの場合は英語解説がでてきますので、français(フランス語)という単語を併せて入力するといいでしょう。

記事『使って便利!オンラインのフランス語辞書』で紹介したTV5の辞書や、L'Internauteの辞書などは、コンパクトな解説で初心者の方にも使いやすいと思います。

仏仏辞典でよく使われる言い回しは覚えておく

仏仏辞典を使用するにあたって覚えておきたいフランス語は、とりあえず英語のwho, whichにあたる主格の関係代名詞qui(キ)と「~に役立つ」という意味のse servir à ~(ス セルヴィール ア~)です。関係代名詞quiの前にobjet(物 / オブジェ)という単語を持ってきて、objet qui sert à +動詞の原形で「~に役立つ物」という意味の表現が可能になります。例えば、ペンであればobjet qui sert à écrire(書くのに役立つもの)、ハサミであればobjet qui sert à couper(切るのに役立つもの)といった具合です。

自分が辞書になったつもりで説明してみよう!

ある程度仏仏辞典の使用に慣れてきたら、いろいろなモノを自分が辞書になったつもりで簡単なフランス語で言いかえる練習をしてみましょう。分からなくなった際には、仏仏辞典を使ってカンニングもOK。ついでに、暗記してしまえば、会話力の向上にバッチリつながります。

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