シミには種類が、そして種類の数だけ治療法あり!
ガイド、最新のシミ治療に迫る。
夏場の紫外線は確実にダメージを与えています
松下先生:そうですね。やはり夏場のダメージを気にしていらっしゃる患者さんが多くなりますね。それから通年して「自分のシミは肝班ではないか」と気になさっていらっしゃる方が多い。これはTVCMなどの影響もあるのでしょう。
ガイド:実際に肝班の患者さんも多いのですか?
松下先生:肝班もですがいろいろな種類のシミが混在している人が多いですね。
アラフォーにできやすい3つのシミは「肝班、老人性、ADM」
一口にシミといっても様々な種類があります
松下先生:まずは老人性のシミ。これは単にシミとして出る場合と盛り上がってイボ状になる場合があります。原因は紫外線や加齢による色素細胞の増殖で起こります。
しみの種類に応じた治療法があります
後は紫外線や体質によって起こるそばかすや、皮膚をこすりすぎたりすることによって起こる色素沈着などがあげられます。
それぞれの種類によって有効な治療法が異なるので、豊富な経験ときめ細かい対応が必要になります。
ガイド:五本木クリニックの患者さんが悩まれているシミの種類のトップ3というと、どんなものになるのでしょうか?
松下先生:30代の患者さんは肝班、そばかす、色素沈着ですね。40代になると肝班、老人性シミ、ADM。50代以降になると老人性のシミがお悩みのトップになります。
Q-YAGレーザー、オーロラ、炭酸ガスレーザー、レブライト…
シミの種類に合わせたシミ治療を
オーロラやイオン導入、ケミカルピーリングや内服薬などを併用してシミ治療に当たります
松下先生:シミの中でも大きくて濃いものやADMの場合は「Q-YAGレーザー」を、小さくて薄いものやそばかすは「オーロラ」というフォトRFマシンを使っています。盛り上がったシミにはほくろの除去などにも使われる「炭酸ガスレーザー」を使う場合もあります。
肝班は最近導入した最新レーザー「レブライト」を使ったレーザートーニングとケミカルピーリング、外用薬、内服薬、ビタミンのイオン導入などを組み合わせて治療しています。
最新レーザー「レブライト」。これまでとは比較にならないほどのハイパワー!
松下先生:これまでのスタンダードともいえるMedLite C3と比較すると、エネルギーで言えば軽自動車くらいの馬力から大型の高級セダン並みになりました。ワンショットで治療できる面積も倍になり、連続で治療した場合でも肌に対して均等に働きかけられるようになっています。効果は高くなったのに、皮膚ダメージのリスクは少ないところも魅力です。
また、チャンネル(周波数)を変えることで肝班だけでなく老人性のシミやADM等にも使用することができます。 日本にはまだ数台しか入っていない最新のマシンです。
ガイド:いいことづくめの最新マシンなんですね。話は変わりますが、シミ治療のスタートのベストシーズンはありますか?
松下先生:シミは紫外線を浴びた後に出てくるものなので、スタート時期は丁度今頃がベストですね。
シミを増やさない生活習慣と、日々のホームケアを知ろう
悩んでいるよりまず相談!
松下先生:そうですね、まず日常生活で気をつけていただきたいのは、外出の際には日焼け止めを頻繁に塗っていただいて、帽子や日傘などで二重三重に肌を保護していただくということですね。
日焼け止めは普段ならSPF20-30で十分。旅行などで紫外線が強い場所へ行く際はもっと高いものを使用するようにしましょう。
誤ったケアはシミを悪化させることも。これもクリニックで聞けば安心です
日焼けすることがあらかじめ予想できる場合は、その2週間前くらいからビタミンCを服用すると、メラニンの働きを抑制することができ、予防に効果的です。厚生労働省が認めたアルブチン、ルシノール、プラセンタ、トラネキサム酸などの美白効果のある化粧品を使うのも効果的ですが、いずれも予防として有効なものなので、しみができてしまったら美容クリニックで相談していただくのが良いでしょう。
ガイド:シミ予防は化粧品やビタミンC、できてしまったらやはりクリニックですね! 松下先生、どうもありがとうございました。
それではいよいよ最新レーザー「レブライト」の実力を見てみましょう!