美容サプリメント/疲労回復サプリメント

あなたの疲労タイプを診断!種類別・お疲れケアサプリ(2ページ目)

「疲れた…」と思いながら、放置していませんか?疲れていると、ストレスを感じやすくなるだけでなく、お疲れオーラが周りの人にも見えてしまいます。つまり、美人も台無し。今回は、疲れのタイプ別におすすめの疲労ケア成分を紹介します。

小浦 ゆきえ

執筆者:小浦 ゆきえ

ダイエット食品・サプリガイド

一時的な肉体疲労

ランニング

激しい運動でおこる筋肉の疲れ

普段しないような激しい運動や仕事で体を動かすと、そのあとに体が重く感じるようになりますよね。これが一時的な肉体疲労。

一時的な肉体疲労のケアは、激しく動かしたことによってできる疲労物質を上手に処理することが大切です。とはいえ、実は疲労の原因物質や疲労の仕組みはまだ研究途中。現在、疲労物質の1つと考えられているのがアンモニアです。

このアンモニアの分解を助けてくれるのが、アミノ酸の1種であるシトルリン。シトルリンは、ヨーロッパなので抗疲労薬の成分(シトルリン-リンゴ酸塩)として使われていたりします。


 

慢性的な肉体疲労

寝起き

朝から疲れていませんか

いつも体がだるい・重いという場合、「体を動かすためのエネルギーが不足気味」、「肝臓が疲れている(老廃物・疲労物質の代謝能力ダウン)」といったことが考えられます。

エネルギーが不足している場合、エネルギー作りを助けてくれるビタミンB群がおすすめです。また、「スタミナ食材」の定番であるニンニク・ニラ類に含まれる硫黄化合物は、ビタミンB1の吸収や体内での保持力をアップさせ、エネルギーつくりを助けてくれます。この他、燃焼効率をアップさせるコエンザイムQ10なども注目されています。

肝機が疲れているときは、肝臓の機能をたすけるアミノ酸(タウリン・オルニチン・アルギニン、L-システインなど)や、肝細胞の再生を助けるハーブのマリアアザミ(別名:ミルクシスル)、肝臓を活性酸素のダメージから守ってくれる抗酸化成分(ビタミンA・C・E、スルフォラファン)などがあります。この他、高麗人参(別名:朝鮮ニンジン・オタネニンジン)やエゾウコギ、マカなどの古くから知られている滋養強壮成分は、豊富なアミノ酸や抗酸化成分を含んでいて肝臓の機能を助けてくれます。

ただ、慢性的な疲労感には病気が隠れている場合もあります。たとえば、貧血による酸欠や、筋肉量が減りすぎてしまった場合(サルコペニア)など。治療が必要になる場合もあるので、あまりひどい疲れは放置せずに診察を受けましょう。

肉体疲労を予防してくれる成分

スケジュール

予定に合わせて上手に予防を

マラソン大会や引っ越しなど、普段より激しい運動をする予定があるときは、肉体疲労を予防する方法もあります。アミノ酸のBCAA(分岐鎖アミノ酸:バリン・ロイシン・イソロイシン)や、渡り鳥の筋肉に豊富なイミダゾールジペプチドは、筋肉の保護や再生を助けてくれます。

運動の30分くらい前から摂っておくのがおすすめです。短時間で失われるものでもあるので、運動が長時間にわたる場合は、途中で補給することもお忘れなく。

次ページでは「精神疲労にオススメのサプリメント」を紹介します。
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