同じメーカーの子機を利用した結果
さて、子機側にBuffalo社の子機WI-U3-866Dを用いた結果を一挙に公開しよう。測定値は、それぞれ10回ほど測定しその平均を出してある。単位は、Mbps。【考察】
11acの場合、同じ室内での速度は、ほぼ同じであった。非常に厳しい環境のD地点の場合、WXR-1900DHPは接続不可であったが、WXR-2533DHPは一応接続している。ただ、不安定で、平均を出す前の測定値に時々0が見られた。これは、11acの障害物に弱いという性質から致し方ないことだろう。
11nの場合は、A地点でもD地点でもWXR-2533DHPが優位だった。特にD地点でWXR-2533DHPは、90Mbpsと非常に優秀な結果を打ち出している。これは、驚異的だ。
以上の結果から、子機のチップセットを変更すれば、WXR-2533DHPの圧勝ということが分かった。ただ、WXR-1900DHPも他の高性能機と比べれば、遜色のない性能であることも付け加えておく。
今回のテストでは、アンテナの向きを以下の写真のように固定したが、メーカーからアンテナ設置ガイドの提供もあるので、追々アンテナの向きでどのように数値が変わるかを検証していきたい。