離れた地点では圧倒的にWXR-2533DHPが有利
結論から先に言おう。隣室の隣室のC地点、最も電波が届きにくいD地点とも、WXR-2533DHPの圧勝だった。普段は公開しない測定の全生データも右の写真にあるので、細かい数字を見たい方は参照して欲しい。
11acの測定結果
11acは高速だが、電波の特性から障害物に弱い。隣室の隣室のC地点ならある程度の速度がでるが、電波が届きにくいD地点では、両機種とも不安定で接続が切れてしまうので、測定できなかった。■C地点 測定結果
赤線:WXR-1900DHP 青線:WXR-2533DHP 単位:Mbps 10回測定
【考察】
全体的にWXR-2533DHP(青)が有利。数値が不安定なのは、障害物に弱い11acの特性。ただ、回線が切れることはなかった。
■D地点 測定結果
【考察】
両機種とも不安定で接続が切れてしまうので、測定できなかった。やはり直進性の高い11acでの利用は無理のようだ。
11n(2.5GHz)の測定結果
離れている部屋はもちろん、電波の届きにくいD地点でも、測定が可能だった。■C地点 測定結果
赤線:WXR-1900DHP 青線:WXR-2533DHP 単位:Mbps 10回測定
【考察】
WXR-2533DHPの方が圧倒的に有利。速度も十分出ているので快適に利用できる。WXR-1900DHPは、一応接続できるが速度がヒト桁台まで低下する。ストレスを多少感じるレベルだと思う。
■D地点 測定結果
赤線:WXR-1900DHP 青線:WXR-2533DHP 単位:Mbps 10回測定
【考察】
WXR-2533DHPは、C地点より不安定だが、十分利用はできる。WXR-1900DHPは、一応繋がってはいるが、1Mbpsを切ることもあるので、実際には利用しにくい。
さて次は、同じ部屋内と隣の部屋での測定だ。