美容食・インナービューティー/美容食

ゴーヤを食べて「肌の夏バテ」を解消

夏の野菜といえば「ゴーヤ」。見ているだけで元気が出る鮮やかな緑のゴーヤは、「夏の薬膳」には欠かせない食材! 夏バテはもちろん、美肌にもおすすめ。強い日射しに疲れだ肌、日焼け後、ニキビなどに威力を発揮します。ゴーヤお手軽美肌レシピも紹介します。

池田 陽子

執筆者:池田 陽子

美容食・インナービューティーガイド

ゴーヤは夏の肌トラブルを防ぐ「レスキュー食材」

夏バテ解消食材・ゴーヤ

夏バテ解消食材・ゴーヤ


いまが、まさに旬のゴーヤ。夏バテ防止にぜひ取り入れたい食材ですが、夏の肌トラブルを防ぐ「レスキュー食材」でもあるのです。


日差しに負けない「美しき夏肌」をつくる!

夏の日差しに負けない肌に!

夏の日差しに負けない肌に!

夏は一年で最も体力を消耗する季節。夏の暑さで汗をかくことによって、元気の源である「気」も一緒に排泄されることで、だるい、やる気が出ないといった「夏バテ」の症状を引き起こしてしまいます。

美容面においても気が不足すると肌の代謝がダウンし、さらに肌に栄養を与える「血」を生み出せなくなってしまいます。そして汗をかくことで体内の水分もがた減り……と、肌も過酷な状況から「夏バテ」に! 

血色のよい、いきいきしたみずみずしい肌を作り、秋になってから乾燥肌に悩まないためには、気を目減りさせないために、食べて「体内クーラー化」をはかることが大切です。

中医学では、すべての食べものは身体を温める「温熱性」、身体を冷やす「寒涼性」、中間にある「平性」に分けられます。夏は、身体をクールダウンする寒涼性の食材を取り入れることが大切。ゴーヤは寒涼性の食材。身体の余分な熱をとって暑気あたりにおすすめの野菜。身体と肌の夏バテをしっかり防ぎます。


日焼け後にはゴーヤで「火消し」ケア

うっかり、日焼けしてしまった! というときも、すかさずゴーヤ! 外からのケアも大切ですが、体内から一気に冷やすことも大切。ゴーヤを食べる「体内クールローションパック」テクで、肌のほてりを鎮めて早めの回復を!


顔面の邪魔モノ「赤ニキビ」を撃退!

赤身が強く、炎症を起こしている「赤ニキビ」は、身体に熱がこもっていることが原因。赤ニキビは、食べ過ぎ、飲み過ぎたときに発生しやすいニキビ。また、ふだんから赤ニキビに悩んでいるひとは、えてして食べ過ぎ飲みすぎの傾向があったり、あるいは肉や脂っこい食べもの好きで野菜嫌い、暑がり、のぼせやすいといった特徴があります。目立つ赤ニキビの改善におすすめなのがゴーヤ。身体の熱を冷まして、炎症をおさえてくれます。

次のページでは、ゴーヤを使ったおすすめ薬膳レシピを紹介します。 

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