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2015年上半期マンション動向 売れ筋は?(2ページ目)

市況の回復とともに、価格の上昇が顕著になった2015年上半期のマンション市場。上半期のマンション市場を振り返り、価格動向や売れ行きを検証。いまどんなマンションが支持されているのか。人気のトレンドを探ります。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド


西新宿、武蔵小杉、目黒の注目の3タワーも販売好調
Brillia Towers 目黒は、第1期495戸が即日登録完売

昨年11月に2015年の注目物件として、紹介した新宿、武蔵小杉、目黒の3つのタワーの販売がスタートし、非常に好調です。
◆関連記事 2015年の注目タワープロジェクトが始動

まずマンションとしては日本最高階数の60階建ての『ザ・パークハウス 西新宿タワー60』(三菱地所レジデンス ほか)総戸数954戸は、2月に第一期325戸を供給し申込完売。第1期の総来場件数は、2,000件を超えています。6月末時点の総反響件数は、8,800件強。7月段階で600を超える販売戸数です。一般分譲戸数は、777戸なので、年内完売のペースと想定されます。
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の現地

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の現地

また、「武蔵小杉」駅徒歩4分の総計画戸数約1200戸のタワーマンション『パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン』(三井不動産レジデンシャルほか)は、7月の第1期で409戸を販売。資料請求件数は、6月時点で10,000件を超えているなど注目度も高く堅調な売れ行きです。
「Brillia Towers 目黒」の完成予想模型

「Brillia Towers 目黒」の完成予想模型

7月に販売が始まった目黒駅前の再開発『Brillia Towers 目黒』(東京建物 一般財団法人首都圏不燃建築公社)の売れ行きも好調です。総戸数940戸、分譲戸数661戸の大規模駅前再開発。第1期495戸に対し総登録件数1,725件で即日登録申込完売。平均倍率3.5倍。総来場者数約9,000組(再来含む)、資料請求件数約23,000件。登録者の属性は、年齢:50歳台約26%、60歳台約22%、40歳台約22% 職業:会社役員約32%、会社経営約15%、医師 約10%、居住地 港区約20%、千代田区約13%、品川区約9%。年齢層の高い2人家族が目立ち、資金力のある都心近郊の方中心に申し込みが入っています。

3プロジェクトとも、再開発エリアのタワープロジェクト。今年も再開発タワー人気は健在です。駅前などの稀少立地が限られる中、再開発でも建物の特徴があったり、立地が限定されているプロジェクトは人気に拍車がかかっています。住宅の開発街区が残りわずかな「みなとみらい21地区」の『ブランズタワーみなとみらい』(東急不動産)も第1期販売150戸が登録完売しています。


量から質へのマンションマーケットへ
来年の価格動向は、大きく変わる可能性も

こうして、ざっと2015年の上半期の好調物件を見てみると、決して安い物件が売れているわけではないことがわかります。最も集客を集めたのが『Brillia Towers 目黒』で、最も倍率がついたのが『ザ・パークハウス グラン 南青山』。高単価、高価格帯のマンションです。都市や社会が成熟していくなか、住まいに求める立地も含めた質の高いプロジェクトが、大きな支持を集めているのでしょう。

また、これだけ好調なプロジェクトが多いということは、2015年は買い手のニーズにマッチしたマンション供給ラインナップが揃っているのではないでしょうか。いまから来年の話をするのも早いような気がしますが、紹介したマンションが年内に目途がたつようであれば、来年以降のマンション相場が一段上昇する可能性も否定できません。注目プロジェクトの多い、2015年の首都圏マンションマーケット。今から、候補をリストアップするのも遅くないのではないでしょうか?


【関連記事】 2015年は、『まだマンション買い時』と言えますか?

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