【取材レポート】パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン

商業施設が続々オープン　住みたい街ランキングも上昇
総計画戸数約1200戸の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」が誕生

再開発の成功例の代名詞ともなった「武蔵小杉」駅周辺部。高層マンションが並び立ち、商業施設が次々にオープン。再開発エリアの総面積は約92haにも及びます。その「武蔵小杉」駅に新たなプロジェクト「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」（三井不動産レジデンシャル　JX日鉱日石不動産）がスタートします。

事業主である三井不動産レジデンシャルとしては、4棟目、共同事業の実績のあるJX日鉱日石不動産としては、3棟目（全て三井不動産レジデンシャルとの共同事業）の武蔵小杉エリアのタワーマンションプロジェクト。商品企画にもそれまでの知見が反映されています。総計画戸数は、約1200戸。川崎が所有（予定）のコンベンション施設や約200ｍも連なる商業施設を併設。地元のイベント開催のスペースの提供なども計画しています。
「武蔵小杉」東口を歩くと、この一年でも街がさらに成熟しているのがわかります。駅前には、「ららテラス武蔵小杉」がオープン。さらに昨年11月に大型商業施設「グランツリー」がオープン。多彩なショップやレストランがオープン。街の魅力をさらに高めています。リクルート住まいカンパニー発表の「2015年版　みんなが選んだ住みたい街ランキング　関東版」では、前年の9位から5位に上昇。注目度もアップしていることがうかがえます。
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」が誕生するのは、「武蔵小杉」駅北口から徒歩4分の東西にワイドな整形地。最初のプロジェクトである「タワーズイースト」の敷地面積は、約8,400平米超にもなります。
現地を訪ねると、視認性の高い広大な敷地が目に入ります。かつては、JX日鉱日石エネルギーの社宅のあった場所。2棟構成のタワーは、新たな「武蔵小杉」のランドマークになりそうです。このエリアは、多摩川のほとりの等々力緑地も身近な場所。伸びやかな暮らしのステージになりそうです。

「ガーデンの中に街をつくる」発想　3つの庭園を創造
既存ケヤキの並木道にツツジを植栽　桜並木やヒマラヤスギも

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」のランドスケープデザインコンセプトは、「TOWN　in the GARDEN」。ガーデンの中に街をつくるという発想です。敷地全体の約4割を緑と花で満たし潤いある住環境を創造します。敷地南側は、既存のケヤキ並木にタブノキやツツジを植栽。さらに桜並木やかつて社宅にあったヒマラヤスギを植樹し、年間通じた美しい景色を計画します。
建物は、地上53階建て。地下約16m～17mの強固な地盤に直接支持地盤で支える直接基礎の上に免震構造で建築。地震の揺れから建物を守ります。複層的に防災対策が施されているのも特徴で、停電対策としての約72時間電力供給。非常用コンセントの稼働に蓄電池や太陽光発電パネルも導入します。また、入居者間の協力を醸成すべく防災イベントの開催や避難マニュアル作成などをサポートします。また、3階に防災拠点を設置。9フロアごとに防災ステーションを設置。各階には防災倉庫が設置されます。

また、花粉飛散量などを演算し、「窓開け指数」や「ソト遊び指数」などを表示するソトコネクションを設置。環境に優しいサスティナブルな暮らしを演出します。

さらに次のページでは、共用施設やモデルルームを紹介します。