片付く家の節約収納3大ポイント
片付く家の節約収納3大ポイント
1.キッチンでは収納したら使いきる
節約しているつもりが、反対に無駄な出費につながっていることがあります。その代表格が食費。毎日のことなので、ここを見直すと年間の食費が大幅に減額できます。庫内の整理ができていると、冷気のロスがなくなり電気代の節約になる
また、作りおきしたい惣菜を冷蔵庫にしまうときにも、統一した保存容器を使います。中身の見えない容器には、ラベルを貼っておくことを忘れずに。奥行きのある庫内では、食品が奥に残ったままになりやすいので、すべてを見渡せるようにしましょう。
使用中のものは見やすく並べて使い忘れなし。ストックは収納場所で分量を決めてあるから買い過ぎない
+α.料理を楽しむことも忘れない
お金を貯めたいからと言って、無理なやり方では長く続けることはできません。特に、日々の食事が味気なくなって、暮らし全体の潤いまで失われるようでは困ります。今日はどんな料理にしようかなと、アイディアを考えるのが楽しくなるように、レシピノートを活用しましょう。定番のレシピノートはキッチンに常備。自家製の保存食で美容と健康の効果も
また、キッチンで使う調理道具を把握しておくとこも忘れてはいけません。気を付けておきたいのは、便利グッズに惑わされてしまうこと。しかも、100円で手に入るようなものもあって、つい気軽に取り入れてしまうのですが、やがて使わなくなるものも多いのでは?
今ある道具でひと通りの調理がまかなえるとしたら、100円であっても無駄な出費は避けたいところ。もともと道具の多いキッチンにモノが増えることで、使いにくくなるだけではなく、手持ちの道具が活かせなくなります。反対に、なくてもいい道具の存在が分かれば、早めに見切って、もっと使いやすいキッチンになります。そうなれば、さらに料理に励むことができるでしょう。
食器を整理すると、買わなくてもいいことが分かる
2.失敗が多いクローゼット収納にテコ入れ
片付かなくて困るアイテムの代表が洋服です。種類と数が多くて、全体像がつかみきれないことが主な原因。いったん収納してしまうと、中身を点検しないまま買い足し続けることが多いのです。4ケースから3ケースに減量して、パツパツからスカスカ収納へ。見渡せて選びやすいから無駄買いがない
クローゼットの中をよく観察してみると、そんな負の遺産がかなりの幅を利かせていたりします。まずは、手持ちの服を全部見直す覚悟が必要。クローゼットから服を出して、要不要の仕分けをしましょう。活かしきれなかった服は新品同様のものが多いので、リサイクル店やフリーマーケットでの販売に最適。過去の失敗が、これからの買い方を大きく変えてくれるはずです。
片付けがおろそかになりやすいストール、ベルト、ネクタイといったファッション小物は、吊るし収納で見やすく整理。コーディネートする服と一緒にしておくのもいい。無暗に増やさないようにしたい
3.家族みんなでお金を貯める
家計の無駄を省くとなると、一人だけが担うのは辛い努力になってしまいます。食費をやりくりしている一方で、探し物が見つからないと買ってしまうといった家族がいるのでは困ります。特に、家族が使うモノについては、全員が在りかを知っているということが肝心です。家庭の常備品は引き出し一段ごとに種類を決めておくと、家族に分かりやすいから二重買いが防げる
棚の一角を家計管理用のコーナーにして、家族と一緒に日用品とお金の管理が同時にできるといい
詰め込み収納は無駄使いのモト。いつも選びやすくなっている収納は、余分なものを買わずにすむ節約収納。ひと目で全貌が分かるようにすることを忘れずに実践。手持ちのものが把握できていると、買う必要のないものがはっきりと分かります。
そうなれば、家計の無駄がなくなってスペースにゆとりが持てるから、時間と気持ちに余裕が生まれてモチベーションがアップ。貯蓄目標額にグンと近づきます!
片付かない暮らしは、やっぱり損。食生活の無駄をもっと減らすなら、キッチン収納を徹底してやりかえるのが近道です。100円均一の収納用品は損得を見極めるのが大事。整理収納のプロが使っている収納グッズなら、安心して使えます。
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