「丸亀町おみやげものプロジェクト委員会」と「豆花(まめはな)」(香川・高松)
怖いのに、なぜか愛らしく感じられる白と黒の「ガイコツ」型の和三盆。和三盆の産地として名高い香川県の高松丸亀町商店街の「おみやげものプロジェクト」から生まれたものです。ガイコツを口に入れ、和三盆糖の柔らかな風味を堪能しながらプロジェクト委員の塩田さんにお話を伺いました。デザインを手がけたのは東京板橋のアトリエ「ばあちゃんハウス」を拠点に制作活動をするアーティストの高橋信雄さん。日本のキャラクター文化が生み出したガイコツの新しいイメージを形にしたものです。
繊細な彫の木型を手掛けたのは四国でただひとりの菓子木型職人の市原吉博さん。2004年に卓越技能賞「現代の名工」を、2006年には黄綬褒章を授与されている匠です。
このほか、アーティストのひびのこづえさんデザインの「ハウス」やデザインスタジオ「キュリオシティ」代表のグエナエル ニコラ氏デザインの「ゲーム」などがあり、東京では国立新美術館のミュージアムショップなどで取扱いがあるそうです。
そうそう、甘党市で菓子木型を使った和三盆のワークショップが大盛況だった「豆花」の上原あゆみさんのお父様は、菓子木型職人の市原さんです。
<お問い合わせ先>
■丸亀町おみやげものプロジェクト委員会
<取扱会社>
株式会社リトルネイチャー
高松市鍛冶屋町1-7 OMビル4F
Tel:087-821-5314
■ 和三盆体験ルーム「豆花」
所在地:香川県高松市花園町1-9-13
Tel:087-831-3712
営業時間:10:00~17:00
定休日:木曜日
地図:「豆花」
「森のおはぎ」(大阪・豊中)
「森のおはぎ」は大阪からの出店。芸術大学を出てテキスタイルのデザインをしていた店主の森百合子さんは、大好きな「おはぎ」を仕事にし、店を構えました。森さんが作る色とりどりの小ぶりな「おはぎ」は絵本に出てきそうな可愛らしさ。甘党市へは季節の味も含めた17種類のおはぎのうち、8品を出品しました。
たっぷり焼きとうもろこしを練り込んだ「焼とうもろこしもち」や、プチプチとした雑穀が入る「大納言雑穀もち」など4品を試食しましたが、いずれも素材そのものの味わいが印象的。新感覚のおはぎは小さな子どもたちにも喜ばれそうです。
<店舗情報>
■「森のおはぎ」
所在地:豊中市中桜塚2-25-10
Tel:06-6845-1250
営業時間:10:00~13:00 14:00~売切れまで
定休日:日・月曜日
地図:「森のおはぎ」
※「山滴る、甘党市2015」
※次回は「山滴る、甘党市2015」の実行委員の方たちのお店をご紹介します。