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コンセントに挿すだけ!電力線で通信するWi-Fiルータ(4ページ目)

家庭やオフィスにある電力線で通信を行うPLC。今回はBUFFLOのWPL-05G300/2 を実際に使ってみた。ルータ機能と無線LAN、PLCの3つの機能が揃った本製品の使い勝手や性能をレビューしよう。

岡田 庄司

岡田 庄司

LAN・無線LAN ガイド

ライター歴は20年以上。パソコン通信時代からネットワークに興味を持ち、LANや無線LANが一般に普及する前からLANの話題を追いかけ続けている。著作はすでに40冊を超え、テクニカルライターとしても活動している。

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注意点はいくつかある

PLCの注意点

PLCの注意点

PLCを利用するにあたっていくつかの注意点があるので参考にして欲しい。

  • 配電盤内の電力線に限定される
    ブレーカーなどが入っている配電盤に接続されているコンセントでしか利用できない。また、隣の家など屋外に電力線が出ている場合は、違法となる。同一家屋の2世帯住宅でも同じ配電盤を利用していれば問題はない。
  • 配電盤の系統により速度が変わる
    同じ配電盤内でも別のブレーカーに接続されているコンセント同士の場合、接続はできるが、速度が半減することがある。とはいっても、10Mbps程度はでるのでスマートフォンで利用する分には問題はあまりない。
  • コンセントに直接刺すこと
    テーブルタップや延長コードにPLCを挿すとノイズの関係で速度が落ちるので注意したい。

(注)なお、WPL-05G300/2品には、ルータ機能が内蔵されている。そのため、有線/無線ルータがない環境でもWPL-05G300/2を導入すれば、無線LANのネットーワークを構築できる。子機はもちろん、親機とも無線LANで接続できる。ただし、公式回線速度は仕様上100Mbpsになる。

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