太眉がブーム
<目次>
薄眉の原因は?
こんな美しい眉毛にしたい…!
長年に渡り、眉毛を抜きすぎて、ダメージを受けた毛根が「休止期」に入ってしまい、毛が生えてきたとしても産毛(うぶげ)のような弱い毛に変わったり、毛根で毛が成長し生えることなくそのまま冬眠状態になっている場合などがあります。
また、何回も抜いているうちに毛根がダメージを受けて、最悪の場合破壊され毛根がつぶれてしまいます。
昔、抜きすぎてしまい、今は「(毛が)欲しい場所に生えてこなくなってしまった」と悩んでいる方の多くはこれにあたります。昔、細眉ブームで眉毛を抜きすぎた方に多く、現在30代から40代以上の女性に特に多くみられるそうです。
眉毛にも植毛ができる!?
植毛イメージ
眉毛の植毛は生着率9割以上で、一度生着した毛は半永久的にずっと定着し生え続けるそうです。植毛は非常に効果がわかりやすく、安心できる手術方法です。しかし、一方で「切る/縫う/貼る」という外科的処置になるため、やはり「手術には抵抗がある」という方が多いのも事実です。
そこで今回は、「薄眉治療の再生医療」をご紹介していきます。
眉毛の育毛には発毛サイクルを正常化することが重要!
乱れたサイクル
薄毛になる理由・毛が生えなくなる理由は「ヘアサイクル(毛周期)の乱れ」です。ヘアサイクルは頭髪の成長期(=毛髪が生まれ成長する時期)は女性が4~6年(男性は2~4年)で抜け落ちるのに対し、眉毛の成長期は120日~160日(おおよそ4ヶ月~5ヶ月)ほどです。
ただし、いずれの場合も年齢を重ねるとその成長期(間)はもっと延びると言われています。
正しいサイクル
ヘアサイクルを正常な状態に整えることが、眉毛を育むカギになります。毛根に直接刺激を与え、休止期に入っている毛根を呼び覚ます。それが東京マキシロフェイシャルクリニックがオリジナルで行う眉毛の再生治療「SAIMO(サイモ)アイブロー」という治療法になります。
病院の眉毛育毛の再生治療「SAIMO(サイモ)アイブロー」とは
「SAIMO(サイモ)」治療とは、発毛に有効な成長因子を真皮層まで深く浸透させ、毛母細胞(毛を生み出す細胞)を直接刺激することで発毛させる治療法です。使用する薬液は、患者さんの眉毛の毛根の状態に合わせて成分をブレンドする「完全オーダーメイド」(オリジナル薬液)になります。毛の再生に有効な脂肪幹細胞から抽出した250種以上におよぶ成長因子をベースに、一人ひとりの眉毛の状態に合わせて必要な薬液をさらに調合し毛根に注入します。弱くなった毛根でも、それは「休止期」に入っていただけで、毛根に直接刺激を与えることで回復の可能性は十分に考えられます。
*「休止期」とは、毛の成長が止まり毛根がお休みする時期をいいます。(約3ヶ月~6ヶ月間)
一人ひとりの眉毛の毛根の状態を見極め、ベースとなる成長因子に薬液を選択し調合していきます。
眉毛の再生治療の流れをチェック
皮膚を拡大して見ています
まずは、マイクロスコープカメラで眉毛や毛根の状態を確認します。
*施術の所要時間はおおよそ20分
笑気麻酔をかけながら施術は進みます
施術の前にまずは痛みを和らげる笑気(しょうき)麻酔をします。笑気麻酔は体への負担がとても少ない麻酔です。
SAIMOアイブローで使用するメソラインローラーの針は0.5mmといっても一応針なので、チクッとした軽い痛みがあります。この軽い痛みをさらに鈍くするのが「笑気麻酔」になります。笑気麻酔のメリットは、ダウンタイムがなく、施術中も普通に意識があることです。2-3分間鼻から吸引し麻酔が効いてきたら治療が始まります。
3 特殊なローラーでオリジナル薬液を注入します
特殊なローラーで薬剤を注入していきます
突起の長さは0.5mm。
ローラー全面にこの細い針が500本以上付いています。この器具を使い眉毛部の皮膚に人工的な「ひっかきキズ」を作ります。
SAIMOアイブローは、1クール(4回コース)で頻度はだいたい2週間に一度で
治療期間は約2ヶ月くらいになります。眉毛の毛周期(=成長期)はだいたい120日~160日(おおよそ4ヶ月~5ヶ月ほど)と頭髪に比べ短いため
早く効果がわかりやすい施術になります。
(ただし、個人差があるため、追加で治療を続ける人もいます)
取材クリニック
東京国際クリニックhttp://www.trmc-hr.jp
東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内9F
Tel:03-5220-3377
診療時間 9:00-18:00 最終受付:17:00
休診日 土・日・祝祭日
アクセス 東京駅地下通路で直結、東京駅八重洲南口から徒歩3分
■施術コース
・SAIMOアイブロー 1クール[4回コース] 10万円(税別)
・眉毛植毛(200本~300本) 30万円(税別)
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