英語の略語にはいろいろなパターンがある
自分で工夫しながら英語の略語を使ってみよう
数字を使って短く言おう!
音が同じ、または似ていることから、単語の一部に数字を使って略語を作ることができます。2はtoやtooの代わり、4はfor、8は「エイト」という音の代わり。例えば、次のような言い方がよく使われています。2nite = tonight(今晩*night をniteと省略)
g2g = got to go (I've got to go.<行かないと>の略。やりとりを終えるときに使う)
b4 = before(前に)
4get = forget(忘れる)
l8er = later (あとで)
w8 = wait(待つ)
CU(= See you. またね)と組み合わせると、こんなふうに言うことができます。
g2g. CU l8er.(行かないと。また後でね)
母音は省略できる
英語の音は母音と子音の組み合わせになっていますが、母音を表す字を省略しても、うまく意味が通じる場合があります。txt = text(テキスト)
msg = message(メッセージ)
tmrw = tomorrow(明日)
ppl = people(人々)
smth = something(何か)
textという単語は「SMSを送る」という動詞にもなることから、こんな言い方をすることができます。
txt U tmrw(明日SMSを送るよ)
スラッシュで略す
母音を略す方法ではうまくいかないとき、/(スラッシュ)を使って省略することができます。1語を縮める場合もあれば、2語の頭文字を取ることもあります。w/o = without(~なしで)
w/e = weekend(週末)
b/c = because(なぜなら)
j/k = just kidding(冗談)
n/m = never mind(気にしないで)
例えば、R = are、U = youと組み合わせると、こんな言い方が可能になります。
R U free this w/e? (今週末空いてる?)
頭文字で略語を作ろう
ASAP(=as soon as possible、できるだけ早く)といった言い方はメールの世界でもよく使われていましたが、SNSが盛んになるにつれ、単語の頭文字だけ取った略語が数多く登場しています。FYI = for your information(参考までに)
BTW = by the way(ところで)
BRB = be right back(すぐに戻る)
JIC = just in case(念のため)
TIA = thanks in advance(あらかじめお礼を言います)
LOL = laughing out loud(大笑い)
LOLは、日本で言う「www」に当たる略語。例えば、こんなふうに使われます。
BTW lots of fun last nite. I got drunk. LOL
(ところで昨晩は楽しかった。酔っ払っちゃったよ www)
ここで紹介したのはSNS上で比較的よく使われているものですが、略語は「こういうふうに作らなければいけない」と厳密に決まっているわけではなく、相手に通じるということがわかってさえいれば、自分で自由に作っていいのです。例えば、Lots of fun last nite. I got drunk.を以下のように書いても、親しい相手であれば、きっと通じます。
LOF l/n. G drnk
お気づきのことと思いますが、これは以下のような省略を行っています。
LOF = lots of fun
l/n = last night
G drnk = Got drunk
慣れてきたら、きっと略語を作るのが楽しくなってくるはず。今度ぜひオリジナルの略語を使ってみてください!
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