食事ダイエット/コンビニ・外食ダイエット

コース料理のカロリーを抑える!フレンチなどを太らずに食べるコツ

ダイエット中でもコース料理のカロリーを抑えるテクニックを使って美味しくいただきましょう。記念日やデート、お付き合いや結婚披露宴で、フレンチなどのコースを食べることもありますよね。普段は食べない料理も楽しみのひとつ、効率よくダイエットを!

浅尾 貴子

執筆者:浅尾 貴子

食事ダイエットガイド

コース料理のカロリーを抑えたい!

メニューの選び方と前後の食べ方の工夫をすれば、コースもOK!

記念日やデート、お付き合いや結婚披露宴で、フランス料理などのコースを食べることもありますよね。普段は食べない料理が出てくるのも楽しみのひとつですし、ダイエット中でもできるだけ楽しみたいところ。

でも、コース料理を全部食べた場合、どのくらいのカロリーになるかご存知ですか? なんと1食で1500~1800kcalにもなってしまうのです。ダイエッターが1日の目標としている摂取カロリーに匹敵するほどの高さ。かなりのカロリーオーバーですよね。

そこで、ダイエット中でもコース料理を乗りきる二つの方法を、解説していきます。
1. カロリーを抑えるテクニック
2. 前後の食事で調整するテクニック  

コース料理でもカロリーを抑えるテクニック

洋風コースの場合には次のような内容であることが一般的です。
1. 前菜(オードブルやスープ)
2. メイン料理(魚や肉を使った料理)
3. デザート(チーズや甘いもの)

一品ずつ考えてチョイスすれば、25~50%ものカロリーをカットできることもあります。メニューを選べるときは、素材と調理方法をチェックしましょう。できるだけ手が加わっていない、素材そのものに近いものを選ぶとカロリーも低めです。また、素材そのもののカロリーが低く、脂の少ないものを選ぶとより安心。そんな選び方の一例は以下の通りです。

■前菜
○白身魚のカルパッチョ、スモークサーモン、サラダ・野菜類、ホタテや蟹などの魚介類、きのこ、ゼリー寄せ、
△フォアグラのソテー、テリーヌ・パテ類、
※パテ、テリーヌは脂が多いので、小さくても100kcalを超えるものも。またフォアグラは30g程度の量でも100kcal超えの素材なので、せめて量を控えめに。

■メイン
○海老やホタテなど魚介類、鯛など白身魚、フィレなど赤味肉、鴨胸肉
△鶏もも肉、特選和牛、フォアグラ入り、バラ肉、
※例えば、白身魚と脂の多い肉類とでは、一人前で300kcal以上も差が出ることがあります。

■デザート
○フルーツ、シャーベット
△チョコレート、パイ、タルト、ムース、ブリュレ、パンナコッタ、アイスクリーム、ナッツ
※フルーツ系のものと、チョコやバターをたっぷり使ったものでは、一人前200kcal程度の差が。

■調理方法
○生、ゆで、蒸し、グリル、スープ、煮、オーブン焼き
△クリーム仕立て、バターソース、パイ包み焼き

素材や調理方法などがメニューを見てもわからないことは、レストランのスタッフに確認すると良いでしょう。少しでも低カロリーなメニューを選ぶことで、同じ皿数でも食べ終わりの摂取カロリーで大きく差をつけることができますよ。

■こんなものにもご用心

まずは、料理と一緒に出されるパン。美味しいからとパンを何回もおかわりし、バターをたっぷりつけて食べ過ぎると、ここでもカロリーオーバーになってしまいます。プチパン1個で約100kcal、そしてバターも大さじ1杯で約100kcalです。料理に気を使ってもパンで帳消しにしないようにしたいですね。

また、食後に出されるチーズ。あのまろやかな味わいを作るのは脂肪なので、一口であっても残念ながら高カロリー。量はひかえめにしたいところですね。チーズのカットは1切れが約20g程度なので、カマンベールで約50kcal、ブルーチーズで約80kcalあり、3切れ食べたら200kcalを超えてしまうのでせめて1種に。添え物のナッツやパンも、少量を心がけましょう。

また料理と一緒に楽しむアルコールも、ダイエット中はできるだけ控えるのが理想的。ワインもグラスで3杯飲めば200kcalを超えてしまいます。酔うことで食べすぎてしまいがちになるので、ダイエット中のお酒の量は控えたほうが無難です!

さらには食後にミルク・砂糖入りのカプチーノやカフェオレなどを飲んだ場合、それだけでさらに30~80kcalがプラスされてしまいます。コーヒーはノンシュガー、デザート後の小菓子は持ち帰りするなどして、最後までカロリーを摂り過ぎてしまわないよう、注意したいですね。
 

コース料理の前後の食事でカロリーを調整

ごちそうイベントは、幸いにもあらかじめ予定されていることが多いもの。したがって、食べに行く前日、また食べた後日には、「節制日」を作って、食べる量を控えめにすると良いでしょう。

ごちそうは、たんぱく質と油脂が過剰になりやすいので、これらを控えめに。野菜のおかずとご飯の組み合わせや、和風の麺類、具沢山の味噌汁やスープなどを上手に取り入れるのがお勧めです。ごちそう日に2000kcal程度の食事をしたとしても、その前後が1500kcalで抑えられていたら、3日分で割り算すると理論上は一日あたり1666kcalですませたことに。前後の節制は、食べすぎをリセットするのに効果があります。

【食事例】
ごちそう前日
朝食……おにぎり、具沢山味噌汁
昼食……けんちんうどん
夕食……和定食

ごちそう日
朝食……野菜スープ
夕食(または昼食)……ざるそば

ごちそう翌日
朝食……おかゆ、野菜の煮物、果物
昼食……和定食
夕食……和定食

ダイエット中であっても、工夫をすればコース料理も楽しめます。たまには美味しいものを適量食べて息抜きすることも必要。食べ方のメリハリを上手につけて、ムリなく楽しく工夫してみましょう!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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