ベーキングパウダーでしっかりふくらませる!
以前、ポップオーバーのレシピを公開しましたが、どうもふくらみに納得がいきませんでした。シュー皮に似ているのに、「牛乳、卵、粉を混ぜて焼くだけ」と、シューに比べると極端に作り方が簡単だから、「しかたない?」と諦めていました。しかし考えたところ、単純なことに気づきました。ベーキングパウダーを入れればいいんだ!と。おかげで、オーブンの中の生地はみるみるふくらんでいきました。
本来、ポップオーバーはスープなどと一緒に食べる食事パンの部類に入るのですが、今回は富沢商店で季節限定販売のフリーズドライ桜を見つけたので春らしさをプラスしてみました。なければそのままでももちろんおいしいですし、またはオレンジやレモンの皮を加えて、お菓子のように仕上げてもいいですね。
ポップオーバーの材料(12個分)
ポップオーバーの作り方・手順
失敗しないポップオーバー
1:

中くらいのボウルに卵、砂糖、フリーズドライ桜(またはおろしたオレンジの皮)小さじ1を入れ、泡立て器でよく混ぜる。
2:

1に牛乳と溶かしておいた無塩バター大さじ3を加えて、よく混ぜる。
3:

大きなボウルに薄力粉、塩、ベーキングパウダーを入れてよく混ぜ、2を加えてさらによく混ぜる。
4:

小さなダマが残るくらいでOK。オーブンを210℃に設定して予熱する。
5:

マフィン型に残しておいた溶かしバターを等分に流す。型はプリン型やシリコン製のカップケーキ型でもいい。
6:

温まったオーブンに型を入れて5分焼く。
7:

型をオーブンから取り出し、4の生地を5分目まで流し入れる。オーブンに戻し、30分焼く。焼きあがるまでオーブンの扉は開けないこと。外から見て、焼き色がかなり濃くなってきたら、190℃まで温度を下げる。
とてもよくふくらむので、下段に入れて焼くといい。
8:

焼きあがったら、型からはずして焼き立てを食べる。