ケンタウロスの脚にもいつか限界が

クラッシュ・オブ・クランの図

例えば、「クラッシュ・オブ・クラン」のような海外発のゲームが、違う流れをもたらすこともあるかもしれません。(イラスト 橋本モチチ)

かくして、スマートフォンなどでゲームを遊んでいる時に、もわもわもわっと、色んな上半身のケンタウロスがガイドの頭には登場して、ワーワー戦うんですが、「脚がなあ、脚が結局みんな馬なんだよなあ」などと考えてしまうわけです。上半身がどんどん変われば目新しさもあるわけですが、どうしても大局的なところで似てきてしまいます。

娯楽というのは、飽きられたら負けですから、それがどんなに優秀なフォーマットであったとしても、同じことはいつまでも続けられません。おそらくしばらくは、下半身はマイナーチェンジ程度で収めつつ、上半身で独自性を出していくというゲームが続々登場していくとは思います。しかし、そういうゲームがうまくいけばうまくいくほど、消耗は進んでいきます。

そしてその時こそ、ケンタウロスの馬の脚が、大きな変化を遂げ、戦略的にも新規性の高いゲームが登場していくかもしれません。もっとも、モバイル端末向けのゲームというのはとにかく数が多いですから、ケンタウロスのようなゲームが目立って見えてはいても、実際には多種多様なゲームがひしめき合っています。ケンタウロス達が大乱闘を繰り広げるさなか、伏兵がひょこっと次の流れを掴んでしまう、なんてこともあるかもしれません。

上半身が色々出てきてる中で、下半身まで変われば、それはもうケンタウロスでもなんでもない、新種の生物ですね。そういう新しい生き物が脚光を浴びると、ゲームはどんどん面白くなるんじゃないでしょうか。

多くの場合、新しいゲームの情報は上半身部分がピックアップされていくと思うのですが、もし、下半身部分に大きなアイデアを秘めたゲームが登場したら、それは要チェックかもしれませんね。

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