画像1枚に数万円?

ドリランドの図

探検ドリランドなど、次々にヒットが生まれ話題になっているソーシャルゲーム。

ソーシャルネットワーキングサービスをプラットフォームとするオンラインゲームサービスのソーシャルゲーム、2000億円とも言われている市場規模を支えるのはアイテム課金の仕組みです。いわゆるガチャガチャの要領で1回数百円でランダムにアイテムを手に入れることができるガチャというシステムが主流で、欲しいレアアイテムが出るまで何万円もつぎ込むようなヘビーユーザーもいるようです。

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何万円もつぎ込む人がいるんだから、そのレアアイテムというのはさぞかしすごいものなんだろうと思う人もいるかもしれませんが、ほとんどの場合は、1枚の画像にすぎません。もう少し詳しく言うと、他のアイテムとは違った豪華な絵柄だったりして、だいたいはゲームを有利に進めることのできるステータスがついています。

いくらゲームが有利に進められるとはいえ、なぜ何万円もお金を払う人がいるのか、不思議に思う人もいるかもしれません。それにはいくつかの理由があります。次こそ出るかもしれない、というような射幸心を煽るガチャの構造、他のユーザーに勝ちたい、あるいは協力プレイで貢献したい、というようなソーシャルの部分。

しかし、今回はそれらの理由についてではなく、そのただの画像に価値があるというお話してみたいと思います。ただの画像は、ユーザーにとってただの画像じゃなくなり、価値を帯びるので、お金が支払われるのです。

画像にお金を払っているわけでも、数字にお金を払っているわけでもない

Greeブースの図

2011年の東京ゲームショウではGREEブースで限定のレアアイテムが手に入るカードが配布され、大変な行列ができました。

まず、当たり前のことですが、小さな画像そのものにお金を払っているわけではありません。人気のあるレアカードがあるとして、これがゲーム中のものでなく、例えばPCやスマートフォンの壁紙でしかなかったら、それに数万円払うという人はほとんどいないでしょう。

じゃあ、数字にお金を払っているのか、つまりゲームを有利に進めるステータスにお金を払っているのでしょうか。その側面が無いとはいいませんが、ただ数字があがるだけであればやっぱりそれ程の価値はないでしょう。

じゃあいったい何にお金を払っているのか。それは、ゲームとの関係性にお金を払っているとガイドは考えています。