任天堂が直接発信するメディア

ゲーム雑誌の図

かつては詳しい情報と言えばゲーム雑誌が主でしたが、今はWebなどでも詳しいゲーム情報を得ることができます。

みなさんはゲームの情報を何で得ていますでしょうか? ゲーム情報誌、テレビCM、ゲーム販売店のポスターやPOP、様々な媒体がありますが、このゲーム業界ニュースを読まれているような方はWebで情報収集をしているという人も多いかもしれません。今回は、そのWebを使ったゲーム業界とユーザーのコミュニケーションのお話です。

任天堂は2011年10月21日に、ニンテンドーダイレクトという新しい試みを始めました。それは、既存のゲーム関連メディアを使わず、任天堂自身が、ユーザーに直接ゲームを紹介するという試みです。ちょっと大げさにいうとこういう試みがはじめられたということは、ゲーム雑誌などのゲームメディアの存在意味を揺るがす、そんな象徴的な事例と言えるかもしれません。ニンテンドーダイレクトがどんなものであるのかご紹介しつつ、ゲーム業界とゲームメディアのあり方の変化について、お話してみたいと思います。

ニンテンドーダイレクトとは?

ニンテンドーダイレクトの図

岩田社長自らゲームの紹介をしていきます。

ニンテンドーダイレクトは、任天堂が行なっているWeb上の映像プレゼンテーションです。任天堂のWebサイトの他、USTREAMやニコニコ動画といった動画配信サイトでも観ることができます。

いくつか要点を挙げていきたいと思います。まず1つには、これが任天堂による発信であること。ゲーム雑誌などとのタイアップ企画ではなく、任天堂自身がメディアとなってゲームの情報を発信しています。第2に、任天堂の代表取締役社長である岩田 聡氏がプレゼンテーションすること。もちろん、各ゲームのクリエイターなども登場しますが、基本的には岩田氏によるプレゼンテーションです。第3に、任天堂が自らリリースするゲームだけでなく、Wiiやニンテンドー3DSなどの任天堂ハードにゲームを提供する他社の商品の紹介をすること。

まとめると、任天堂が社長自ら他社の商品も含めて任天堂のプラットフォームについてのプレゼンテーションをするという映像がWeb上で観ることができるのが、ニンテンドーダイレクトということになります。

次は、これがゲームメディアにどんな意味を持つのか、というお話をしていきます。