美容食・インナービューティー/美容食

ハーブティーで女性ホルモンの悩みをケア!

ハーブティーはただ、身体に優しいだけではありません。実際に女性特有の不調には植物療法が有効であり、ハーブティーをメディカルに取り入れることが可能です。今回フランスのフィトテラピーで推進されるハーブについてお話しさせて頂きたいと思います。

久保 直子

執筆者:久保 直子

スキンケア・化粧品コスメガイド

ハーブティーは、女性特有の悩みに効果的!

不調の予防にハーブティー!

不調の予防にハーブティー!

以前、「ハーブティー」と言うと、ちょっと身体に優しそうな飲み物で、日本にあるものは、香りがよく、美味しく、どちらかというと「フレーバーティー」という位置づけでした。

植物療法が根付いているヨーロッパでは、ハーブティーをメディカルなものと捉えており、フランスのエリボリステリアでは、たくさんの種類のハーブが置いてあり、身体のインナーケアとして多くの人に飲用され、重宝されています。

ここ数年ナチュラル志向な考え方が進んでいる日本でも、ハーブティーを美容や身体のために飲む人が増えてきました。実際にハーブには身体のケアをする力があり、不調になる前の予防としても最適なものです。

フランスのエリボリステリア

フランスのエリボリステリア

私が啓蒙するフランスの植物療法(フィトテラピー)では、女性特有のホルモンバランスに特に効果的と言われており、実際に自分自身もハーブでケアをしていますが、その効果は絶大。

身体のためによさそうだから、なんとなくハーブティーを飲む、というスタンスでももちろんよいのですが、ハーブの効能を知っておくことで、よりメディカルなケアができることをぜひこの機会に知って頂けたら嬉しいです。

 


ハーブティーの効能、飲み方

エリボリステリアに置いてあるハーブ

エリボリステリアに置いてあるハーブ

ハーブには、ビタミンやミネラル類など、美容や健康に不可欠な栄養素がたっぷりと含まれています。
1種類でも十分に効果を感じられるハーブもありますが、精油と同じく、他のハーブとブレンドすることで、より効果を高められる場合もあります。効果は強いけれど苦みのあるもの、癖のあるハーブがありますから、その場合は、甘いハーブと組み合わせて味を調整することも可能です。

フランスでは、ハーブティーのことを「ティザンヌ」と呼び、アンフュージョン、デコクションと2通りの飲み方で飲用します。
前者はさっと煎じること、後者はぐつぐつと煮出すやり方です。基本的には花、茎や葉などはアンフュージョン、根や固い茎などはデコクションという方法がおすすめです。

次ページでは「女性ホルモンバランスの崩れに効果的なハーブを紹介します」
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