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ハーブティーで女性ホルモンの悩みをケア!(2ページ目)

ハーブティーはただ、身体に優しいだけではありません。実際に女性特有の不調には植物療法が有効であり、ハーブティーをメディカルに取り入れることが可能です。今回フランスのフィトテラピーで推進されるハーブについてお話しさせて頂きたいと思います。

久保 直子

執筆者:久保 直子

スキンケア・化粧品コスメガイド


女性ホルモンバランスの崩れに効果的な「3つのハーブ」

女性特有の不調と言えば、女性ホルモンバランスの崩れ。生理前になると、なんらかの調子を崩したことのある女性がほとんどだと思われますが、この様々な悩みに対して、非常に効果を発揮するのが植物療法です。身体への負担を最小限にしながら、ライフスタイルに組み込みやすいハーブ療法は、女性にとても向いているケア方法だと言えると思います。

今回お伝えするのはホルモンバランスに関係した3つのハーブになりますが、実はこの他にもホルモンバランスを整えるものはたくさんあります。今回は、まず代表的な3つのハーブを覚えて頂けたらと思います。

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ハーブの力で、女性特有の悩みを和らげる

■チェストベリー
女性ホルモンバランスを整えるハーブとして、まず一番に覚えて頂きたいのがチェストベリー。フラボノイドを含む植物で、使用部位は果実。ホルモン分泌調整作用があり、PMS(月経前症候群)、月経痛、更年期、不妊症などに効果的です。周期が遅れがちで、PMS症状があった私は、このハーブを飲用することでかなり安定しました。

■ラズベリーリーフ
タンニンやビタミンCを含む植物で使用部位は葉。鎮静作用や強壮作用を持ち、月経痛、PMSなどに効果的。ヨーロッパでは、古くから”安産のためのお茶”として知られ、出産準備に使われてきました。子宮との相性がよいハーブで、子宮の緊張を和らげてくれます。

■レディスマントル
抗酸化作用の高いサポニンやタンニンを含む植物で、聖母マリアのマントに似ていることからこの名前がついたと言われています。下痢やPMS、月経過多、子宮内膜症、更年期やぢにも有効。子宮の刺激剤としての効果もあり、月経周期を整えたり、出産時には陣痛促進効果など、女性の生殖器に相性が良い植物です。

女性ホルモンは、女性にとってはすごく大切な機能で、なくてはならないものになりますが、不調に陥るとすごく厄介なものでもあります。日頃のセルフケアをどうするか、はこれからの女性にとっても課題のひとつ。ぜひ、取り入れてみて頂けたらと思います。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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