エレベーターピッチ 15秒版フォーマット

15秒エレベーターピッチイメージ

15秒エレベーターピッチイメージ

それでは、基本の型にあてはめながら、15秒と30秒のエレベーターピッチを作ってみましょう。前のページの不動産営業のAさんを例にして考えてみます。まずは、15秒バージョンから。

基本型: フック ― ポイント3つ ― クロージング

■STEP1 ポイントをたくさんあげましょう。
「眺望好し」「駅近く」「近隣の賃貸相場が上昇」「投資利回りが良い」「先月修繕完了しました」「部屋の間取りが自由に変えられる」「緑が多く環境よし」など。

■STEP2 ポイントを絞り込みましょう。
STEP1のポイントの中から、GTCのC(アプローチ)に近いポイントを3つ探します。ここでは、「空室にならない」「近隣の賃貸相場が上昇」「投資利回りが良い」をピックアップし、ポイント3つにします。

■STEP3 クロージングを考えましょう。
考え方のヒントは、相手の方が「早くしなきゃ!」「決めなきゃ!」と行動することを促すフレーズを入れます。

例:「この物件は、問い合わせが多いので、明日午前中までにご連絡下さい」

■STEP4 話のツカミを考えましょう。
フックはもっとも難しいので、最後に作ります。(これコツです。)
「すぐに借り手が決まる希少物件、ご覧になりますか?」

ここは質問型で、相手の反応を見ながらのフックにしてみましょう。

エレベーターピッチ 30秒版フォーマット

30秒エレベーターピッチイメージ

30秒エレベーターピッチイメージ

次に30秒バージョンです。

基本形: フック ― ポイント3つ ― ポイントそれぞれの説明 ―クロージング

■STEP1 ポイントをたくさんあげましょう。
「眺望好し」「駅近く」「近隣の賃貸相場が上昇」「投資利回りが良い」「先月修繕完了しました」
「部屋の間取りが変えられる」など。

■STEP2 ポイントを絞り込みましょう。
STEP1のポイントの中から、GTCのT(相手の望むもの)にもっとも近いポイントを3つ探します。ここでは、「空室にならない」「近隣の賃貸相場が上昇」「投資利回りが良い」をピックアップします。

■STEP3
 ポイントの付加情報を加えましょう。
間違いやすい点は、ポイントを6つにすること。
たくさん提案しても覚えてもらえません。人の記憶力の観点から、ポイントは3つまでと心得ましょう。

「空室にならない」
― 「駅から1分のアクセスの良さ」
「近隣の賃貸相場が上昇」
― 「新駅開通が決まり地価上昇」
「投資利回りが良い」 
― 「昨年の賃料よりも上昇」

それぞれの付加情報となります。

STEP4 クロージングを考えましょう。
考え方のヒントは、相手の方が「早くしなきゃ!」「決めなきゃ!」と考え、行動を促すようなフレーズにします。

例:「この物件は問い合わせが多いので、明日午前中までにご連絡ください」

■STEP5 話のツカミを考えましょう。
フックが一番難しいので、最後に作ります。(これコツです。)

「すぐに借り手が決まる希少物件、ご覧になりますか?」など、このフックで相手の表情やリアクションなどを確かめるようにすると、引き込まれるピッチになるでしょう。

以上、エレベーターピッチの準備と作り方について解説してまいりました。ちょっとしたコツがわかるまでは、繰り返し作って練習してみましょう。

「考えをシンプルにし、コンパクトに話す」

これで、あなたもエレベーターピッチの達人になれます!

<参考>
■ピッチビルダー 15秒と30秒のエレベーターピッチの準備が簡単にできあがります。
『15秒で口説く エレベーターピッチの達人』(祥伝社)


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。