新ブランド「立田野茶寮」。ワンコインで楽しめる!
「立田野茶寮」アトレ大森にオープン!
「銀座立田野」の抹茶シリーズの開発と同時進行で進められ、11月19日にアトレ大森に誕生した新ブランド「立田野茶寮」。抹茶スイーツで知られる「茶の環」ブランドとのコラボレーションから生まれた和のカフェスタンドで、「500円で本格的な和スイーツが楽しめる」がコンセプト。
「茶の環」の抹茶を森田氏が合組(ブレンド)していることでつながった縁とあって、主役となる素材は、やはり抹茶。「茶の環」の既存の人気商品「濃厚抹茶 プレミアム生ロールケーキ」や「お濃い抹茶ラングドシャ」などのテイクアウト商品に加え、「立田野茶寮」限定のイートインとテイクアウトメニューがたくさん。
「宇治抹茶わらび餅ソフト」(486円税込)
中でも注目したい1品目は「宇治抹茶わらび餅ソフト」。香ばしいきな粉をまぶしたわらび餅に、オリジナルの配合で作った抹茶ソフトクリームと白玉団子、立田野特製の餡を重ねてパフェ仕立てにしたもの。抹茶のすっきりと爽やかな風味が生きた、バランスの良さが印象的です。
続いてのおすすめは3種類の「あんみつぱふぇ」。目玉となる抹茶製品こそ使われていないものの、「銀座立田野」のあんみつと同じ材料を使っているとあって、お値打ち感たっぷり。今回私が注文した「あわ雪くりーむあんみつぱふぇ」は、寒天に赤えんどう豆とこし餡、白玉団子、求肥にフルーツ、ソフトクリームを重ねたもの。寒天をはじめ、ヘルシーな素材をふんだんに使っているのでボリュームがありながらも身体に優しいところも魅力です。
和菓子はもっと楽しめる
「立田野茶寮」カジュアルに楽しめるイートインスペース
10年ほど前から、老舗の和菓子店が和洋の垣根を越えた新ブランドの菓子店を立ち上げる動きが続いています。背景には、若い世代を中心に進む和菓子離れへの危機感がある一方で、和菓子に大いなる可能性を感じていることもあるよう。
味の良さもさることながら、美しくヘルシーな和菓子は、プレゼンテーション次第では、若い世代ばかりではなく、海外から訪れる人にも十分訴えるものになりうるし、海外へ展開する機会も生まれうる。伝統の味は大切に守りつつ、自慢の餡や熟練職人の技を武器に、新たなジャンルの和のお菓子に挑戦できるのは、余力のある大手や老舗和菓子店だからこそ。
「銀座立田野」による洗練された新メニューと 新ブランド、 新たな層の心を掴む予感がします。
■ 「銀座立田野」
「銀座立田野」本店所在地:東京都中央区銀座7-8-7
東京メトロ銀座線・日比谷線ほか「銀座」駅より徒歩数分
電話: 03-3571-1400
営業時間:11:30~20:30
地図:銀座立田野
「立田野茶寮」アトレ大森店所在地:東京都大田区大森北1-6-16
JR大森駅改札口直結
電話:03-6423-1370
営業時間:10:00~21:00