先進医療と生命保険、医療保険の見直し
先進医療を踏まえて保険の見直しは?
一つの結論として先進医療の技術料をカバーする保険料コストは安いのでつけておいても良いというのがガイドの考えです。ただしここまで解説したように過度な期待は禁物です。
現状はもちろん将来先進医療やその費用がどう変わっていくかは分かりません。医療保険そのもの時代の変化に合わせて変わっていくはずです。
実際に第三分野の自由化があったのが2001年からで、まだ10年経っていません。それまでは医療保険自体がこんなに販売されていませんでしたし、自由化当時は先進医療というものに対しての保障もありませんでした。今日のテーマの先進医療に関する保障はここ数年の話しです。
ですからまったく保険加入していない人が先進医療について検討するならともかく、先進医療が欲しいというだけで今加入している保険を解約してまで新たなものに加入する価値があるかと言えば疑問です。医療保険などカラダにつける保険は年齢とともに費用負担が大きくなります。
いつの時も新しい保険は内容が良くなっていくのは当然ですが、年齢も上がっているのに新しい保険商品を追いかけ続けたらきりがありません。
こうしたところを考慮して先進医療の費用を保険でどうカバーするのかを考えてみましょう。
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