持病のある人向けの保険とは?

持病のある人向けの保険とは?

医療保険や生命保険は、いつでも、誰でも加入したいときに加入できるものではありません。持病がある場合には、保険契約上の引き受け制限を受けることがあるからです。

健康なときや特に事故や災害など何もないときには気になりませんが、病気になったときなどは漠然と不安がでてくるものです。保険に加入したいのに加入できないという、何とももどかしい状況になります。

しかし、持病があっても加入できる医療保険、生命保険があります。持病のある人にとってはありがたい話ですが、安易に加入するものでもありません。持病があっても加入できる保険について、その内容やポイントをお話しましょう。

持病がある場合の医療保険、生命保険の加入

最初に持病がある場合、保険加入がどのようになるのか確認しておきましょう。持病があっても、その保険会社の定める契約上の基準に引っかからなければ、健康な人と同じように保険契約をすることができます。

逆に、保険会社の引き受け基準に引っかかるようであれば、通常どおりに契約することができません。この場合、考えられるのは「条件付き」「謝絶」の2つです。

「条件付き」というのは、保険契約自体の引き受けはするが、持病があるので何らかの条件を付けるというものです。具体的には、「部位不担保」「割増保険料」「保険金の削減」などです。

「部位不担保」とは、所定の病気などを保険金支払いの対象としないことです。例えば持病だけを保険金支払の対象から外し、後は通常どおり契約するなどです。「割増保険料」は健康な人よりも持病がある分、高い保険料をもらうことです。最後の「保険金の削減」は、例えば死亡保険金1000万円の保険契約をする場合、死亡することがあっても一定期間、保険金を減らして支払う(契約後1年目は200万円、2年目は400万円……5年目以降1000万円など)ことなどを指します。

これらの条件は、一定期間だけ適用される場合と契約期間中ずっと続く場合があります。どれか一つの条件が付加されることもあれば、複数の条件が付加される場合もあります。割増保険料などは保険期間中ずっと続きますから、条件が厳しいと言えます。

条件付きの契約に対して「謝絶」は、保険契約の引き受けはしないということです。この場合には保険に加入したくても、加入できないということになります。持病があるから必ずしも健康な人と同じように加入できないわけではなく、現在の健康状態などの状況次第です。それによって条件付きとなったり、謝絶となったりするわけです。

持病があっても加入できる保険ってどんなもの? 詳しくは次のページで。