持病があっても加入できる医療保険や生命保険は何?

持病があっても加入できる医療保険や生命保険は、何年か前から発売されています。代表的なものが「無選択型保険」「引受基準緩和型保険」です。

■無選択型保険
保険会社は、保険に加入する人の健康状態や職業その他の色々なことを考慮して、一定の基準をもとに加入する人を「選択」しています。無選択とはこの選択をしないということですので、持病がある人でも加入することができるわけです。

この保険は医療保険、生命保険ともに販売されています。ただし、保険契約をする前からある持病については保障しないことがあります。また加入から所定の期間(例えば2年間など)は死亡しても死亡保険金ではなく、保険料払込金相当額が払われるだけのケースもあります。加入の段階では無選択ですから容易に加入できますが、保険金や給付金の支払いについてはこのように少々厳しい条件がついています。

冷静に考えれば、この保険は誰でも保険に加入ができるわけです。しかし保険金の支払いばかり発生するようでは、そもそも保険の仕組みが成り立ちません。冒頭で説明した「安易に加入するものではない」というのはこういうことです。

どんな保険であっても、契約する保険の内容は自分でよく確認する必要があるのは当然のことです。

■引受基準緩和型の保険
持病の人向けの保険加入のポイントは?

持病の人向けの保険加入のポイントは?

この保険は無選択型の保険のように何の条件もないわけではありませんが、簡単な告知事項(3~5つ程度。保険会社ごとに異なる)に該当するものがなければ保険契約をすることが可能です。

告知事項は保険会社ごとに異なりますから、それぞれよく比べてみる必要があります。また保険契約することが可能であれば、契約以前からの持病も対象になります。

持病があっても加入できる医療保険、生命保険のポイント

持病があっても加入できる保険(医療保険、生命保険)はそもそも健康な人が加入する保険ではありません。通常の保険よりも持病があることに対する基準が緩和されている分、保険料が高いからです。

通常の保険の申し込みをしてみて、契約ができない持病であればそこで初めてこれらの保険を検討するべきです。持病があるからと言って普通の保険ではなく、この持病のある人向けの保険をいきなり申し込むものではありません。まずはこの前提を理解してください。

その上で保険契約をする際、保険料をいくら支払って、何かあったときに保険金や給付金がいくらもらえる契約なのかを、自分で電卓をたたいて計算してみてください。電卓で計算するだけであれば難しい話ではありません。

当然、こうした持病のある人向けの保険に加入するという選択もあります。また医療保険などであればあえて保険を使わず、貯蓄を増やしてカバーするという選択も考えられます。

いずれにしても、以前なら持病がある場合にこんなに簡単に保険加入はできませんでした。持病のある人向けの保険の選択肢は増えています。持病の病名、自分の年齢、保険契約で支払える予算、預貯金や資産の保有状況など総合的な観点から検討してみましょう。

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