大判焼きor回転焼き？Googleトレンドでボリューム確認(2ページ目)

今川焼き、大判焼き、回転焼き、二重焼きはみな同じ？

同じような話は「今川焼き」にもあります。全国的には「大判焼き」とも言いますが、これが関西では「回転焼き」になります。

また広島など中国地方では「二重焼き」と呼ばれます。多いのは「大判焼き」ですが「回転焼き」もけっこう検索ボリュームがあります。

ネットショップでは入力まちがいにも注意を払っています。高級和牛の松阪肉は「松阪肉」が正しい表記ですが、百貨店の松坂屋のイメージがあるためか松坂肉で検索する方がけっこういます。

また中国で「松坂肉」が商標登録された報道があった影響もあるようです。無視できないほどの入力まちがいによる検索があるので、「松阪肉（松坂肉）」と表記しているネットショップもあります。

類義語辞典を調べる

ホームページ作りにおいて、ふだん使っている言葉以外のキーワードはなかなか出てきません。そんな時に便利なのが類義語辞典。

例えば、「各駅停車」で検索すると類義語に「鈍行」が出てきます。Googleトレンドで調べると、検索ボリュームはよく似たものですので鉄道系のグッズ販売では「各駅停車（鈍行）」と記載した方がよさそうです。

「ヘッドフォン」で調べると「ヘッドホン」以外に「レシーバー」が類義語で出てきますのでGoogleトレンドで検索ボリュームを調べ、キーワードとしてホームページに織り込むかどうか検討します。

Googleトレンドを使うと、キーワードの季節変動がわかります。例えばこれから旬の「みかん」で調べると、見事な波があらわれます。同じように「越前ガニ」で調べると冬に波があらわれます。

夏と言えば、関西では「鱧（はも）」。特に祇園祭に鱧は欠かせません。祇園祭は、別名、鱧祭りとも呼ばれています。Googleトレンドで「鱧」と検索すると見事な波があらわれ、検索が多いのは京都市、神戸市、大阪市と見事に関西の都市が並びます。

Googleトレンドをホームページのキーワード選びに活用ください。

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