時流を掴むことの重要性
時流を掴み、能力開発することが賢明だろう。
働き方を考える上での時流という視点でキーワードを挙げてみると、ダイバーシティー、グローバル、ネットワーク、時短、…等々です。
今回は、“ダイバーシティー”という昨今のキーワードに焦点を合わせ、これから必要な能力要件を考えていきたいと思います。このところよく耳にされる言葉ですが、“多様性”という意味です。日本では女性の戦力活用や管理職への登用を意味することが比較的多いものです。
現代のようなグローバル社会において、グローバル企業では色々な国籍の方々とグローバルバーチャルチームを組み、仕事を遂行することが当たり前となってきます。そこで重要となるのは異文化適応能力です。
異文化適応能力が求められる
まずは文化や商習慣の違いを理解し、受け入れることです。違うことを前提に、コミュニケーションにおける共通の枠組みである論理的思考力を駆使して、相手にわかりやすく伝え、納得していただくことがプレゼンテーションの目的です。ダイバーシティーは国籍のみならず、性別、年齢、業種、職種等の壁を乗り越え、まずは交わることから始めましょう。“進化とは異種との交わりである”と言うように、違うことで化学反応を起こし、イノベーションやシナジー(相乗)効果が期待できるのです。