キャリアプラン

時流を掴め!異業種・異文化との交流でキャリア開発(2ページ目)

キャリアを開発する上で、時流を掴むことが重要です。働き方を考える上での時流という視点でキーワードを挙げてみると、ダイバーシティー、グローバル、ネットワーク、時短、…等々です。 これからの時代はますます契約社会の方向へシフトしていくことでしょう。最後に、ダイバーシティー下での能力要件を3つ提示します。

藤田 聰

執筆者:藤田 聰

キャリアプラン・リーダーシップガイド


異種との交わりこそがイノベーションを生む

異種との交わりこそがイノベーションを生む

言語が違う世界では語学力は必要不可欠となります。但し、語学力はコミュニケーションの手段なので、まずはマインドセット(思考様式)を変革することでしょう。

一つの組織に埋没することなく、常にオープンなマーケットに身を置くように心掛け、客観的に自分の市場性を理解する眼が求められます。そのためには、一歩外に踏み出し、他流試合をすることがよいでしょう。

例えば、異業種交流会や興味・関心がある勉強会などの会合へ参加して、意見交換することです。30分もいれば、おおよそ自分のレベルが肌感覚でわかるものです。他流試合は自分のレベルを客観視でき、良い意味での危機意識や自信が醸成されるものです。

ダイバーシティーと能力・キャリア開発

多様性が求められる世界において、以下のことを意識して能力開発をされることが今後のキャリア開発に繋がることでしょう。

1.会社以外の異種との交わりの場を作る
例えば、30名程度の異業種交流会・勉強会(3か月に1回、月1回の勉強会など)に参加して、内容やメンバー構成の観点で参加継続するかどうかを決めます。継続する場合、出来るだけ幹事役を引き受けましょう。

2.予備知識として異文化の理解をビジネス誌や専門文献等から学ぶ
日本の常識はある国では非常識のこともあり得ます。世界地図を大きく文化コード等で分け、取引関係のある国の文化や商習慣は予めスタディーしておくことが賢明です。

3.語学力を磨く
コミュニケーションが円滑に行われないとビジネスの進展はありません。移動時間を有効活用し地道に英語等を学ぶことと実践の場を作ることが求められます。インプットのみならず、アウトプットの場とフィードバックは欠かせないものです。
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